◆スマートレイアー6代血統表
スマートレイアー6代血統表

◆スマートレイアー9代クロス解析表
スマートレイアー9代クロス解析表


・Lyphard 3本クロスは気の強いマイラータイプ。
・9代クロス解析において、継続クロス度数T値は5.61と高く、
・またクロス血脈も69種類と少ない。

・しかし、9代クロスを分析すると、この馬の母系には良質の異系血脈のプールがあることが判明する。すなわち、
・Tom Fool→Menow
・War Admiral
・To Market
・My Babu→Djebel→Tourbillon

・この異系血脈のプールがあれば気性難も相応に克服できるし、タフネスさも保障される。
・配合は何でもかんでもクロスさせればいい、というものではなく「異系血脈」の取り込みも重要だ。

2019.01.22.
青木義明



[同じLyphard 3本クロスの下記と比較されたし]
キタサンブラック産駒リアリサトリス2019の6代血統表&9代クロス解析表&解説
http://keibatsushin.blog.jp/archives/27926867.html



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2019.01.19.ノーザンファームで誕生
◆リアリサトリス2019 6代血統表
リアリサトリス2019 6代血統表

◆リアリサトリス2019 9代クロス解析表
リアリサトリス2019 9代クロス解析表


※追い込み型の、気の強いマイラー。
※スマートレイアーのようにLyphard 3本クロスだが、Northern Dancer 6本継続はくどい印象。
※体質が丈夫で、掛かる気性を克服すれば短距離馬として中堅。
※クロス血脈数が68種類しかない中で、9代クロスのT値(平均継続クロス度数)5.92が気の強さ、体質面の懸念を想起させる。
※父か母のどちらかに、もっと異系血脈のクロスがプールしていて欲しい。適性は平坦コースに高くなる。

※スマートレイアーのクロス解析を参照されたい
http://keibatsushin.blog.jp/archives/27937511.html


2019.01.21.青木義明


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高校三年17歳の「青木少年」に告発される思い(再)◆青木義明の競馬一直線


青木義明です。去る2014年10月中旬、高校の同窓会が開かれました。1967年(昭和42年)3月に卒業後、47年ぶりの再会。20数名が集まり、楽しいひと時でした。後日、呼びかけ人の幹事が送ってくれた「卒業文集」のコピー原文を妊娠中の長女にパソコン入力してもらいました。

当時の小生はまだ17歳。しかし、その文章に改めて接してみると、65歳になってなお未熟で、自堕落な生活に埋没している現状を糾弾し、告発される思いです。あのころの自分に戻らなければいけない…。参考までに「省察」と題した一文をお送りします。

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◆省察

(群馬県立利根農林高校工業課程土木課)
三年 青木義明


今朝あたりは小雪がちらつき、冬も盛りになった。そしてまもなく卒業シーズンである。過ぎしわが三年間を回顧し、また未来に心おどらせるこの頃である。

 そこで、心に浮んで来るいくつかの事を、思うままに拾い上げてみよう。私事を書くなどして失礼とは思うが、後輩諸君に役立つこともあるだろうと感じるからである。

 土木科に学んで、最初何もわからないのは誰でも同じであろう。まして、数学ができないで入るとなおさらである。

 私は、中学時代の通知簿の数学の所に、1の数字を見たほどだった。だから応用力学や測量などは全くわからなかった。入学当初のテストに零点があったことを思い出す。しかし、人に遅れまいとして、わかるまでがんばった。

 毎晩一時前に寝た記憶はない。力の合成や分解の公式が理解できた晩や、断面一次モーメントがわかった晩などの嬉しさは、いまだに忘れられない。無心にがんばったあの頃がなつかしい。こういう事は誰でも経験するだろう。

 学生時代のなつかしい映像として、いつまでも心の中に残ることを思えば、今の苦労などは、憂うものではない。喜びがあるから、苦労も、努力も、楽しいものなのだ。

 「努力に勝る天才なし」とよく言われるが、まさにそのとおり。最初から何でもできる人はありえない。だから、誰だって、努力さえすれば、それがわかりそれが出来るという可能性をもっている。

 しかし、そうわかっていても、若いわれわれにとっては容易に実行できないのが現実である。強い克己心も必要だし、住んでいる環境の影響などもあってなかなかやる気になれない。

 こう考えると、教育者の存在する意義は大きい。先生あっての我々である。土木科の科長は剣持先生で、徹底的に指導し、われらを強く引張って下さった。その熱意は人の想像するところではない。そのせいか、先生はよく怒る人でもあった。少なからず、それに反發心を覚えたけれど、けっしていじけはしなかった。かえって、それを勉強に昇華した。今、先生を想うと自然に頭が下がってくる。

 土木科には、測量士の国家試験、計算尺検定試験、就職や国家公務員の試験などの、大きな山が、ふだんのむずかしい勉強の野原の中に、適当な間隔を置いてそびえ立っている。

 これは、よく考えるとほんとうに有難い。この山の一つ一つに全力を傾けて対処したことで、精神力も知力もだいぶ鍛えられた。そこを、いやがらずに登ると必ず大きなものが得られると確信する。人生万般にもそう言えよう。

 何でも体験することは非常に大切だろう。それらに、力の限りを尽くすことは、たとえ失敗に終っても、必ず自分を磨き高める。若さで思う存分ぶつかることだ。しかし、無策ではいけない。

 土木科の生徒は、専門科目をよくやって一般教養科目はあまり熱心ではないと言われる。これは科の特殊性もあるので、ある程度はしかたない。しかし、人間らしく生きるに、それでは、いけない。自分はこんなことをして来た。

 中学以来、英語や国語が得意だったこともあって、それに又、大好きだったから、ラジオの基礎英語や英会話などを一年以上聞いた。又、やさしい英語の読み物を数冊読んだ。英語検定三級に合格した時、「やって良かったな」と思った。外国語を学ぶ意義は大きい。

 それから、内外の文学書、各種教養書を多く読んだ。この間、百冊を超えた。読書して思索することは、精神に栄養となって作用する。読むなら良書を選んだ方がいい。本なんてつまらない、と思う人ほどつまらない人間はない。

 「本を読み終えた今の自分が、昨日の自分と比べて、別人になったと感ずるであろう。」と小泉信三氏は言っている。味わい深いものだ。青春も人生も二度とないのだ。

 また、新聞をよく読んだ。社説や評論などはスクラップを作り、その要旨をノートにまとめた。だいぶ読解力がついた。毛沢東首席は、農民運動の最中、新聞を丹念に読んで、現実を忘れなかったと言われる。自分で思索したことを、現実に照らして進むとより確実になる。

 二年生の頃から日記を書いている。自分を反省し、また自分を知るために役立つ。じっくり思索して、考え方を養い、物を発言するのに役立てて来た。

 ここで回顧から離れ、今にもどろう。そして自分の三年間を総括すると、こうだろう。「自分は自分の境遇において、最善の努力を尽くして来たつもりである。苦難に際した時、自分を励まし、自分を信じた精神が、今日の私を私とさせたのだ。」

 そして、こう自分に言い聞かせている。「慢心してはいけない。これでいいわけはないんだ。もっともっと努力しよう。」と。

2014.12.01 公表


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◆ネロ5代血統表
ネロ5代血統表

◆スリーシスターズ=ネロ5代血統表
スリーシスターズ=ネロ5代血統表

◆スリーシスターズ=ネロ 9代クロス解析表
スリーシスターズ=ネロ 9代クロス解析表

◆バラッドローズ=ネロ5代血統表
バラッドローズ=ネロ5代血統表

◆バラッドローズ=ネロ 9代クロス解析表
バラッドローズ=ネロ 9代クロス解析表

◆キーラ=ネロ5代血統表
キーラ=ネロ5代血統表

◆キーラ=ネロ 9代クロス解析表
キーラ=ネロ 9代クロス解析表


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新種牡馬ネロの青木配合馬3頭◆青木義明の競馬一直線


西山茂行さんが京阪杯の勝ち馬ネロ(2011生まれ、父ヨハネスブルグ、母ニシノタカラヅカ、母父サンデーサイレンス)を種牡馬として供用することになった。はたしてどんなものかといくつかの牝馬に配合をチェックしてみたところ「これは行けそうだ」という感触を得た。

これまで小生はメジロライアンやワカオライデンなどの安い種牡馬シンジケートに参加してかなりの配当を得た経験があるが、このネロもシンジケートを組んでくれたら入る用意はある。リーチザクラウン以上に成功すると判断できなくもない。ちなみに交配料は20万円。


それはともかく、西山牧場の繁殖牝馬から小生が選んだネロとの配合馬3頭の5代血統表をブログにアップしたので関心のある方はご覧ください。なかなか乙なものです。


2018.12.21.青木義明

リステッドレース◆沢田準の競馬を楽しく

3月5日にJRAより2019年からリステッドレースを導入することが発表された。これについては週刊競馬ブックの高松宮記念号で水野記者が詳細に説明している。

今年まではJRAでは重賞以外のオープンのレースはいわゆるオープン特別としてその中では区分されていない。

しかしインターナショナルカタロギングスタンダースブック(国際セリ名簿基準書)ではリステッド(L)、LR(リステッドリストリクテッド)、それ以外に区分されている。

LRレースは性別と年齢以外の制限が設けられたレースである。2017年ではLに指定されているのはオープン特別の国際レースに限られる。

2歳戦と3歳戦ではLに指定されているのはヒヤシンスステークスだけであり、これは国際レースはこのレースだけということがわかる。

LRレースは2歳戦では芙蓉ステークスと萩ステークスの2レース、3歳戦ではアネモネステークス、スイートピーステークス、プリンシパルステークス、若駒ステークス、若葉ステークス、マーガレットステークス、忘れな草賞、葵ステークスである。

古馬戦では国際レースの全てがLであり、残りはLRと指定なしに分かれている。

JRAの発表ではリステッドレースの格付けだけであり、LとLRの区別はない。このため来年の国際セリ名簿基準書でどのように表記するかが注目される。

またJRAからはリステッドレースに格付けされる予定のレースが発表されているが、昨年の国際セリ名簿基準書で指定されているL、LRレースとは一部で相違がある。

ところでリステッドレースが作られるのはオープン特別レースの中で階層を付けることが目的とされている。

オープンクラスは現在はG1、G2、G3、オープン特別の4階級のレースがあるが、オープン特別が2段階になることで5階級になるということとされる。

そのためには賞金や負担重量に差をつけるということである。

しかしどの程度の賞金の差を付けられるだろうか。現在の古馬のオープン特別の1着賞金は2200万から2400万、一方準オープンは1820万、またG3で最も低いのは3600万だ。

リステッドとそれ以外に差をつけると言っても準オープンからはある程度高くしなければならず、しかしG3からは差を付けなければならない。

また地方の統一グレードのG3は2100万程度のレースが多く、現在でもオープン特別より低い。これよりもあまり高い賞金とするのも問題だろう。

重賞には手の届かないレベルのオープン馬をレースに出走させる場合、リステッドであるかないかよりも芝かダートか、あるいは距離といった馬の特性に合わせたレースを選択するのではないだろうか。



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◆サクラアンプルール5代血統表
サクラアンプルール5代血統表

◆ジェネラーレウーノ5代血統表
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◆シャケトラ5代血統表
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◆ショウナンバッハ5代血統表
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◆ダンビュライト5代血統表
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青木義明の血統理論・配合のコンセプト


◆サラブレッドは配合が基本

車にしても建物にしても「基本設計図」が整備されていないと確かなものは完成しない。サラブレッドの生産にも同じことが言える。まして、大種牡馬サンデーサイレンス亡き後の綿密な「配合計画」こそは牧場の発展、走る馬の生産にとって必要不可欠である。換言すれば牧場の浮沈がかかっているといえよう。

群雄割拠ともいうべき多様な血統の種牡馬の中から、どのような配合コンセプトで自分の繁殖牝馬の相手を指名するべきなのか。

その眼力、思想性、配合理論が一段と重要な時代へと突入したことを、特に若い生産者には強く認識して頂きたい。すなわち、配合に関する理論武装がなければ厳しい生産競争に打ち勝てないのである。



◆パソコン時代の戦い方

パソコン時代の今日、5代血統表にとどまることなく、7代血統表や9代クロス分析表を用いて用意周到な「配合計画」の作成が可能となった。混迷する生産競争に打ち勝つためにも配合論を戦いの武器として常に磨き上げたいものだ。

とりわけ、自分の持つ繁殖牝馬の7代血統表、9代クロス分析表が必須である。そして、これはと思う相手との配合シミュレーションの実践。そこから合格点の与えられる結論だけを採用するという基本視点が大切となる。



◆ノーザンダンサー Northern Dancer の基軸論が現代サラブレッドの設計指針

[時代認識]

◎多くの世界的名馬に Northern Dancer の血脈が入り、あるいはクロスされている厳然たる事実を現代サラブレッドの配合設計の基軸に据えなければならない。


例えば、種牡馬サンデーサイレンスがなぜ成功したか。その要因は二つあるが、一つはノーザンダンサー Northern Dancer と、サンデーサイレンスの父 Halo が同一牝系であることから名牝アルマームード Almahmoud のクロスが得られる点を押さえておく必要がある。

◆サンデーサイレンスの父 Halo は Northern Dacer と祖母が同じ

Halo 5代血統表


つまり、サンデーサイレンスまたはその後継種牡馬の成功には Northern Dancer を取り込むことが配合的な「必要条件」となる。


[確認事項]

◆ Northern Dancer の構成血脈

Northern Dancer 5代血統表



・父 Nearctic →その父 Nearco →その母 Lady Angela →その父 Hyperion
・母 Natalama →その父 Native Dancer →その母 Almahmoud →その父 Mahmoud

・すでに Northern Dancer のクロス馬も多いが、その前に着手するべきことがあり、また、その周縁血脈への留意が必要となる。

・すなわち、次の4頭の祖先を優先的にクロスしなければならない。

・Native Dancer
・Almahmoud
・Nearctic
・Lady Angela


◆周縁血脈への配慮

ノーザンダンサー Northern Dancer のクロスを目標にするとき、とりわけ次の血脈をバランスよく取り込むことに留意しなければならない。これらは基本的に「異系血脈」となるからである。

・Ribot
・Princequillo
・Tourbillon
・Nasrullah
・Hyperion
・Mr.Prospector
・Hail to Reason
・Buckpasser
・Damascus
・In Reality
・Dr.Fager
・A.P.Indy



【9代クロス分析の効用】

◆9代クロス解析の効用により次の諸点を理解することができる

・能力はクロス血脈の質と量により変化すること
・欧米血脈の混淆により体質の強化が図れること
・クロスの量的出現パターンで距離適性、気性、脚質が分かること
・名血の牡馬、牝馬のクロスあるいは継続クロスが識別できること
・「緻密クロス型」は決め手は鋭いが、気性難を伴い、踏ん張りと底力を欠くこと
・異系血脈の強いクロスのプール、または新規取り込みが能力の向上に有効なこと



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船橋競馬◆沢田準の競馬を楽しく

地方競馬のカレンダーを見て驚いた。1月の船橋開催がナイターなのだ。1月だけではなく2月、3月もナイターだ。

グリーンチャンネルでの船橋記念の中継での解説者の話では、2018年度から船橋は通年ナイター開催となったということだ。

騎手は寒いと思うが、負担重量が全馬0.5キロ重くなっているのは騎手服の下に0.5キロ分の暖かいものをつけるのだそうだ。

寒い時の開催といえば11月、12月の水沢が代表的でもちろん昼間開催だが、騎手は防寒のために顔にマスクを掛けている。

船橋ではマスクを掛けている騎手はいないようだが、船橋記念で勝ったアピアの御神本騎手は首を防寒していた。

ファンにとっても冬のナイターは寒くないわけではないが、それでも昼間開催よりはファンの集まりがよくまた馬券の売り上げは高いということだろう。

それでもあまり遅くまではということかメインレースの出走時刻は普段より50分早まり19時15分となっている。

船橋が通年ナイターということで門別、高知に続き3場目となった。船橋の冬季ナイターが成功すれば大井と川崎は追随するのだろうか。

大井では東京大賞典とシンデレラマイル、東京2歳優駿牝馬の日は薄暮競馬で行われたが、これはもう冬休みで日中開催でもファンは集まるというわけだ。

しかしJRAと競合する地方の競馬場はJRAと日程が重ならないように開催日を決める必要がある。当然平日だ。

南関東と名古屋、笠松、園田がそのような競馬場だ。浦和と笠松は周囲の環境からナイターは難しく、園田は金曜のみナイターだが、名古屋は弥冨トレセンの新競馬場に移ったらナイターになると思われる。

それ以外の競馬場でもナイター開催は増加するのではないだろうか。




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往年の活躍種牡馬 Right Royal とネプテューヌス兄弟&有馬記念2連覇スピードシンボリ&シンボリルドルフの6代血統表など青木配合論


◆Right Royal 6代血統表
ライトロイヤル6代血統表

(Right Royal の成績など)
http://lunameiba.blog.enjoy.jp/jp/RightRoyal.html

◆ネプテューヌス6代血統表
ネプテューヌス6代血統表

(ネプテューヌス代表産駒)
http://db.sp.netkeiba.com/?pid=sire_horse&id=000a000246&state=def

・この2頭が種牡馬として活躍した要因には、その母 Bastia の極めて特異な「5代多重クロス」が指摘できる。
・こういう配合馬は「競走馬」としてよりも「繁殖型」と言える。
・小生も西山牧場さんで、意図的に実行している作品(配合馬)もいる。
・馬産は長期的スパン、戦略性が重要。特にオーナー・ブリーダーには。
・昔、メジロ牧場やシンボリ牧場も、パーソロン2×2とか、スピードシンボリの母とか、野心作あり。
・ノーザンテーストも Lady Angela 3×2だし。

◆有馬記念2連覇の名馬スピードシンボリとその母スイートインの配合に注目!!
スピードシンボリ6代血統表

◆スピードシンボリ9代クロス解析表
スピードシンボリ9代クロス解析表

・9代クロス解析におけるT値(平均継続クロス度数)7.67とは強烈☆
・それだけシンボリの和田さんは同じ血脈の継続クロスを追い求めたことになる。
・スピードシンボリを母の父とした三冠馬シンボリルドルフに潜む「狂気」はこの継続クロスの強さに基因する。
・その全兄シンボリフレンドは気性の強いマイラーだった…。
・つまり、強いインブリードは必要だが、とりわけ気性的な「功罪」が同居することも知っておきたい。

◆シンボリルドルフ5代血統表
シンボリルドルフ5代血統表


◆シンボリルドルフの代表産駒トウカイテイオー5代血統表
トウカイテイオー5代血統表


・シンボリルドルフは種牡馬としてサイアーラインを形成できなかった。最大の要因は同じ血脈の継続クロスを繰り返す一方で、自身にない異系血脈を内包しなかったことにある。とりわけ米国血脈への希求。ただ、トウカイテイオーはナイスダンサーを通じて米国血脈 Native Dancer を内包するノーザンダンサーを取り込んでいたが、この馬を有効活用できなかった日本の生産界の配合論的力量には失望させられる、と言うべきだ。

◆トウカイテイオー産駒で小生の配合馬エイシンハリマオー5代血統表
エイシンハリマオー5代血統表

・愛知杯2着、関屋記念2着などで重賞級の走りを見せたが、この馬あたりを後継種牡馬にしていたらシンボリルドルフの父系ラインはつながった可能性もある。母系にリボーやプリンスキロ、トゥルビョンを内包しているからだ。何もダービーや天皇賞を勝たなくても種牡馬として成功する存在は山ほどいる。大切なのは、その馬の持つ配合様式への洞察力だ。

◆米国血脈をうまく取り込んだ Northern Dancer 5代血統表
Northern Dancer 5代血統表


・母の父 Native Dancer は米国血脈の塊であり、これが欧州血脈 St.Simon の濃い Nearctic をうまく昇華している。近代の最高傑作はノーザンダンサーであり、そのサイアーラインも世界的に進展している。

◆Native Dancer の母 Geisha 5代血統表
Native Dancer の母 Geisha



・血統や配合を探求する目的は、誰よりも馬券を当てること、また誰よりも強い馬を作る点にある。
・そうした実践的配合論ならば「馬の能力や属性」をかなりの度合いで分析できるからだ。
・大事なことは血脈の「質」と「量」に配慮し、木を見て森を見ないような理論に陥らないこと。
・例えばオルフェーヴルは「ノーザンテースト(4×3)」のクロス血脈(質)であり、また「4×3→18.75%」のクロス血量となる。クロスする血脈(質)は時代と共に変わり行くが、祖先の数(量)は永遠に一定であり、ここにメスを入れない手はない。パソコン時代の今日なら、なおのことである。クロスの質と量は「車の両輪」で、量的な出現パターンでも「性能」を推し量れるのだ。
・今後の大勝利のために、さらに配合論を極めたい。

(2018.02.01.青木義明)

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