今週から夏の新潟開催が行われる。その第1週のメインレースはアイビスサマーダッシュだ。

2001年に第1回が行われたこのレースは今年で第22回、すっかりファンにおなじみのレースとなっている。

しかしこのレースが初めて作られた当時、つまり直線1000メートルのレースの創設はJRAの歴史の中でもなかなか大きな事件だった。

直線1000のコースが作られる前は新潟は右回りだった。それが左回りになった理由は何だろうか。

私は右回り時代に新潟競馬場の周囲を歩いて回ったことがある。

当時はJRAの新潟競馬場に並んで新潟地方競馬の調教コースと厩舎があった。

そしてJRAの競馬場の当時の1コーナーの先は畑が続いていた。

JRAの新潟競馬場と新潟地方競馬の調教コースと厩舎が作られていたということはこの辺りは土地に余裕があったということだ。

そこでその空いた土地に1000の直線コースが作られ、また外回りコースができたのには納得ができたのだった。

左回りになったのは1000の直線コースが作られたためということである。

さてヨーロッパでは直線コースが多い。最短でも1000メートルで1600の直線コースも普通だ。

このような各国の直線コースの画像をテレビでよく見ることがあるが馬群が二つに分かれることが多く新潟の直線も同じようなレース形態にあるのかと思われた。

ところが実際には極端に外枠有利なレースとなりこれは予想外のことだったに違いない。

アイビスサマーダッシュというレース名はストレートコースを表現したものだが、条件級でも閃光特別、疾風特別、稲妻特別、驀進特別、飛翼特別、飛翔特別、鏑矢特別といったレース名が並んで興味深かったものである。



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ユーチューブのライブ配信で青木義明がパドックを診て最終的な買い目を公開

・土日の東西メインレース対象
・今週より別なレースから「複勝の狙い馬」2頭推奨予定
・14時40分スタート 
・冒頭に複勝狙い馬を血統解説付きで発表します


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デアリングタクトの解説動画◆青木義明の競馬一直線


おはようございます

デアリングタクトがウマ娘キャラに実装されたことは大きなニュースに 改めてウマ娘の存在感が窺えます

青木配合馬のデアリングタクトの解説動画を作りました

・出生のエピソード 5分
・競走成績 5分
・血統と配合 5分
 血統初心者用に論評

https://youtu.be/f7ahkeevNIs



※いま 別なウマ娘動画を作成 編集中です 近々 公開します




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【ウマ娘】
競馬評論家・青木義明の『ウマ娘』本馬解説
【デアリングタクト編】
https://youtu.be/f7ahkeevNIs

競馬評論家・青木義明が、
デアリングタクトの本馬解説と血統面から解説した動画です。

#ウマ娘 #デアリングタクト

2022.07.28

2年続いて小倉で中京記念が行われた。このレースは中京競馬場創設時に始まったものでそのレース名が示す通り中京を代表するレースだ。

基本的には2月3月に2000メートルで行われていた。もちろん中京競馬場が舞台だが1991年、93年、94年には小倉で行われた。

また2011年にも小倉だった。

このうち中京競馬場改築のため小倉で行われたのは93年と2011年だけでそれ以外の年は阪神や京都の改築のため日程がずれたためということだ。

2020年はまた阪神、21年22年は小倉となったがこれも京都改修による日程の変更のためである。

また2012年からは実施時期が7月に変わり距離が1600となったがこれはサマースプリントシリーズ、2000シリーズに加えてサマーマイルシリーズが創設されたためである。

サマーマイルシリーズは中京競馬場に1600の距離ができたことにより作られたものだ。

しかしもともとローカル競馬場ではマイルの設定が少なく、マイルシリーズではリステッドの阪神の米子ステークスと中山のオータムハンデを加えてやっとシリーズになったものでいささか苦しい設定である。

その中京記念が小倉開催となり距離1800となってはサマーマイルシリーズとは何かという思いになる。

それにしても京都競馬場改修による日程の変更はどこまで続くのか。

最後の京都開催は2020年の菊花賞開催だがその後の日程変更の関係で他にも影響を与えている。前記の20年の中京記念の阪神開催はその例だ。

競馬場の改修による開催変更は通常は1年程度で終了する。

ところが今回の京都は2020年の10月を最後に再スタートは23年の3月で休止期間は2年半に近い。

長いと思われるのは当然だ。スタンドだけではなく下見所やトラックの路盤改修工事も行われるということで休止期間が長いのだろがそれにしてもと思わせられる。





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群雄割拠ともいうべき多様な血統の種牡馬の中から、どのような配合コンセプトで自分の繁殖牝馬の相手を指名するか。

その眼力、配合理論が一段と重要な時代へと突入したことを特に若い生産者には強く認識して頂きたい。すなわち、配合に関する理論武装がなければ厳しい生産競争に打ち勝てない。


青木義明

2022.07.25

30代から50代初めまで出版活動
その他に配合診断と馬券の予想

青木配合馬の三冠牝馬デアリングタクト
今年生まれの全妹に関して長谷川牧場さんとのやり取りを再現
歴史的?証言です

血統評論家・青木義明の雑談けいば
『デアリングタクトの2022全妹の最新進路情報!』
https://youtu.be/D30zA3PvSn4

2022.07.21

血統評論家・青木義明の雑談けいば
『デアリングタクトの2022全妹の最新進路情報!』 2022.7.20
https://youtu.be/D30zA3PvSn4

2022年春 青木配合馬の三冠牝馬デアリングタクトに全妹が生まれた その進路情報を
お伝えします


デアリングタクトの全妹は会員制クラブで走ることに

生産者の長谷川牧場さんと話した
2022年生まれデアリングタクトの全妹(黒鹿毛)はセリで売らない方針
そして 会員制クラブで多くのファンに一口楽しんで欲しいとのこと
まだ具体的な募集先は未定だが どこか決まったら青木も一口入りたい
これは 特ダネです



◆『2022宝塚記念から学ぶ配合論』

・エフフォーリアは負けるべくして負けた
 配合的に青木配合馬のデアリングタクトには勝てない

・タイトルホルダーも昨年から高く評価

この辺りを配合・血統論を軸に解説いたします。

『2022宝塚記念から学ぶ配合論』
https://youtu.be/Ac-Iw-GIdmU




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2022.07.19


ニューマーケットで行われたジュライカップに日本からキングエルメスが挑戦したが13頭立ての11着に敗れた。

6月にはロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズステークスにはシャフリヤールが出走したが5頭立ての4着。

またプラチナジュビリーステークスではグレナディアガーズが24頭立ての19着と大敗した。

日本馬が外国で好走を続けているがその舞台は香港であったりドバイであったりまたサウジといずれも平坦の馬場だ。

イギリスのようなアンジュレーションが強いタフな競馬場では日本の馬は苦戦が続いている。

それだけに20年以上前にキングススタンドステークス2着、ジュライカップ優勝というアグネスワールドの実績は素晴らしいものだったのである。

ところでジュライカップのレースはグリーンチャンネルで中継されたがその映像を見て驚いた。

ニューマーケット競馬場のトラックにはもちろんきついアンジュレーションがあるがそれをあれほど強く表現した画像は見たことがなかった。

フィニッシュ地点からスタート方向へ、またスタート地点からフィニッシュ方向へ望遠レンズでジュライコースの直線の6ハロンを圧縮したが画像なのである。

通常のレース画像ではアップダウンがあることは分かるがあれほどのインパクトのある画像は珍しかった。

他の競馬場についても同じような画像を見せてもらいたいものである。




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