2019.04.14

福島11R/福島民報杯

3連複・軸1頭ながし
07→01.04.05.06.10.13
15点

1着13レッドローゼス(単勝4.6倍、1人気)
2着01クレッシェンドラブ(単勝5.2倍、2人気)
3着07カデナ(単勝33倍、11人気)

3連複256.0倍的中

◆1着・レッドローゼス
レッドローゼス5代血統表

◆2着・クレッシェンドラヴ
クレッシェンドラヴ5代血統表

◆3着・カデナ
カデナ5代血統表



◆青木義明【競馬一直線】
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血統表ソフト「熱血2019」
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ニュージーランドトロフィーでは、私が配合提案したワイドファラオ号が勝利しました。

ワイドファラオの父ヘニーヒューズは2013年に日本に輸入される前から私は注目していた種牡馬です。

実際に私はヘニーヒューズの初年度産駒を2010年3月英国タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセールにて馬主さん名義で購買しました。(Lotナンバー123番)

ちょうどその時フィンランドで火山の大噴火がありその影響で欧州全土で飛行機が長期間航行不能になる出来事(エイヤフィヤトラヨークトルの噴火)が発生し、私は帰りの飛行機便が1週間飛ばなくなるトラブルに巻き込まれました。

この火山噴火のエピソードにちなんでこの馬はサウンドボルケーノ(火山)と名付けられ、現在種牡馬になっています。

ヘニーヒューズは人気種牡馬ですが体型的に肩が厚すぎるのが弱点で、産駒は芝のスピードへの対応力に欠ける傾向があります。

ヘニーヒューズを配合する際はまず繁殖牝馬の「肩の造り」に気を配り、肩が薄手でしなやかな繁殖に種付けすると良い馬が出ます。配合時や、POGなど馬選びの参考にしてもらえればと思います。

体型の癖が強い種牡馬ながら私がヘニーヒューズを評価しているのは、その父ヘネシーの母の父Hawaiiが南アフリカの異系血脈(▼印)、母の父メドウレイク Meadowlakeがアメリカの異系血脈(◎印)であるという点です。

ヘニーヒューズ┬ヘネシー┬Storm Cat
│ └(Island Kitty)─▼Hawaii

└(Meadow Flyer)─◎Meadowlake


特にメドウレイクは貴重な血で、「アメリカ競馬史上もっとも重要な母の父」との評価を持つプリンスキロ Princequillo(●印)を、母の父としてではなく、「父系として」引いている貴重な血統です。

またメドウレイクの3代母ノーサードチャンス Nothirdchance(♀印)はヘイルトゥリーズン Hail to Reasonの母でもあり、何より同馬は私が提唱する「ハイクオリティアメリカン血統」クロスをダブルで持つ牝馬です。(マンノウォー Man o'Warの3×4、父ブルースウォード Blue Swordがコマンド Commandの5×5)

私はノーサードチャンスのような「HQアメリカン血統のダブルクロス配合」は最も影響力が強く、クロスした時の効果がとても大きいと捉えています。

Meadowlake┬………─●Princequillo

└…─♀Nothirdchance

このような特徴からメドウレイクはプリンスキロとノーサードチャンスという2つの強力な血を使って「息子と娘のクロス」を作ることができます。


さて、ワイドファラオはヘニーヒューズ産駒初の芝の重賞勝ち馬です。

「ダート種牡馬ヘニーヒューズを使いながら、芝のG2に対応できる配合」に変える事に成功したのは3つのポイントがあります。

1つ目は母ワイドサファイアの配合に異系の活力が強い点
2つ目は異系クロスをセットで用いて連動させた点
3つ目は異系血脈チョップチョップ Chop Chopをクロスさせた点

【第1のポイント】
まずワイドファラオの配合のポイント1つ目「母ワイドサファイアの配合に異系の活力が強い」点です。

アグネスタキオン×ノーザンテースト牝馬という配合は一見ポピュラーですが、アグネスタキオン内の「アグネスレディー(オークス勝ち馬)」と、ワイドサファイアの母方3代父Dikeの父系「エルバジェ Herbager(仏ダービー勝ち馬)」が端的なポイントです。

アグネスレディーは私がかつて配合アドバイスしたマチカネフクキタル(菊花賞)にも通ずる特徴もあり常に注目しているのですが、一見しても「リマンド(ブランドフォード系)×サリーマウント(ハイペリオン系)×ベリーニ(セントサイモン系)」という配合で、純然たる欧州の異系血脈です。

エルバジェは、その母フラジェッテ Flagetteが「フィルダウシ Firdaussiの2×2」という極端な配合が特徴の異系血脈です。

このように現代の主流ノーザンダンサー、ネイティヴダンサー、ヘイルトゥリーズン、ナスルーラと一度も関わりのない血統や、異系の近親配合は、「そこにあるだけで影響力を持つ」特別な活力を持っていると私は考えていて、ワイドサファイアはそれを複数持っている点で高い価値があります。

当然の理屈ながら、これら欧州の異系血脈はヘニーヒューズのような米国血統と出会えば「全くの異系」として強く作用します。

【第2のポイント】
異系クロスをセットで用いて連動させるという事は、以前アクティブミノルの血統解説でも述べたHQアメリカン血統である「トムフール Tom Fool-メノウ Menowクロスの継続」に加えて、
「ブルリー Bull Lea-ブルドッグ Bull Dogのクロスの継続」という、連動性の高い2つのクロスを持たせた所を意味します。

この2つのクロスは共に「近い世代にブルドッグを持っている」という共通項があり結びつきが強くなっています。

ワイドファラオの血統においてはトムフールは6代目に1つだけ、その他は7代目8代目に位置する血ですが、この2つの系統(トムフール系とブルリー系)は「異系のクロスの複数連動」が形成されています。

●トムフール┬◎メノウ

└(Gaga)─▽ブルドッグ

▼ブルリー─▽ブルドッグ

ただ偶然に5代以内に発生したクロスとは雲泥の差がある価値あるクロスで、70~80年が経過した現代でも血統全体に影響を与える力があると私は考えています。

トムフールやブルリークロスは、現代の競走馬の5代血統表では見つけるのは容易ではなく、やはり7代8代の血統表やクロス解析を利用するのがとても大切で(競馬通信社さんの「熱血2019」を使うのも良いでしょう)、そうでなければ良い配合は作れないと私は考えています。


【第3のポイント】
ワイドファラオはチョップチョップ Chop Chopクロスを7×6で持っています。

チョップチョップは米国産馬で、異型血脈として私が評価しているテディ系の血を引き、現役時代はエンパイアシティH(ダート1900m)で名馬プリンスキロにも勝利し、カナダで5度リーディングサイアーになった名馬です。

異系血脈であり、名競走馬・名種牡馬であるチョップチョップはクロスとして使っても「活力を呼び起こす」存在として私は常に高く評価しています。

ワイドファラオの血統では父ヘニーヒューズ内のStorm Birdの中に「シャイニングサン Shining Sun(娘)の父」として存在し、母ワイドサファイア内のノーザンテーストの中に「ヴィクトリアパーク Victoria Park(息子)の父」存在しています。

ワイドファラオにおけるチョップチョップクロスは「息子と娘のクロス」になっていますから、「威力が増した異系のクロス」となっています。

カナダで育ったチョップチョップという異系の血が世代を経て日本で再び出会い、ワイドファラオの血統の中で活力の源として力を発揮したという訳です。


これら3つの配合上のテクニックによって、ワイドファラオは一般的なヘニーヒューズ産駒と比べて何倍も活力を増した内容になっています。

もちろん私の提唱する「チャンピオン配合」の部分でもツボを抑えており、ほぼ満点に近い内容に整えてあります。

私の提案した配合はただヘニーヒューズ産駒を生産してはどうかという提案ではなく、「全く新しいヘニーヒューズ産駒を生産しましょう」という提案であり、それが生産~育成~トレセン調教という経過を経て、ダートの短距離馬ではなく、芝のスピード馬に変身を遂げ「只者ではないヘニーヒューズ産駒」としてワイドファラオの活躍につながったことはとても嬉しく思います。

◆衣斐浩【配合の深淵】
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ウインズ◆沢田準の競馬を楽しく

先週のグリーンチャンネルでウインズを特集した番組があった。ところで場外馬券発売所をウインズと呼ぶのには私はいまだにしっくりしないが、ここではとりあえずウインズでいくこととする。

さて今なぜウインズの特集番組がつくられたのか。それはこの番組の内容を見るとなんとなくわかったような気がする。

まず新横浜ウインズの紹介に始まる。ここでは150インチ映像ホール、1000円のエクセルフロアスタンダードタイプ、2500円のハイグレードタイプだ。

エクセルフロアにはテーブル付きのイスがあり、ハイグレードタイプでは各席にテレビがついている。また無料のレディーズペアシートもある。

これは現在のウインズにはこのようにファンが快適に過ごすことができるところもあるからウインズに来てくださいというアピールなのだ。

続いてウインズ八代が紹介される。ここでは馬券を買うシーンもあるが、モダン焼きや野菜入りシュードーナツを食べたりとウインズグルメの紹介だ。

しかし八代編のメインはその後の日奈久温泉行だ。名産のちくわを食べたり果物を食べたり。その後、温泉旅館に泊まり温泉に入り夕食を食べる。つまり温泉に近いウインズに行けば馬券だけではなく温泉も楽しめるというわけだ。

次はウインズ京都の紹介となる。ここでは各フロアが紹介されるが普通のウインズ風景だ。

そこでウインズをあとにすると、ウインズのある祇園のグルメスポットでお好み焼きの元祖をビールをがぶがぶ飲みながらというわけだ。これが女性リポーターだから笑える。

今度はウインズ高松となる。ここは畳敷きのファンエリアがあるということでそこの紹介だ。しかし高松編のメインはうどんで、ウインズに行く前にうどんを食べ、ウインズの後は二か所でうどんを食べるというわけだ。

以上のウインズの特集。これを見てわかるのは当然ながらファンにウインズに来てくださいということだ。新横浜編ではファンが快適に過ごすことができますよということをアピールしている。

八代、京都、高松ではウインズだけではなくその周辺にも楽しみがありますからぜひ来てくださいというわけである。

それはウインズにくるファンが減少しているということだろう。インターネットによる馬券発売が主流となっている現在ではウインズの存在価値は大きく低下している。

競馬場に行くのは特別な楽しみがある。しかしいくらウインズの設備が高くなっても、自宅でグリーンチャンネルを見ながらPATで馬券購入という環境にはかなわない。

そのようなファンならわざわざウインズに行く必要はない。とうわけでウインズ特集番組となったのだろう。

ところでこの番組内で場外発売所の歴史の紹介がある。初めてできたのはのちにウインズ銀座通りとなった銀座プレイガイド内にあった銀座場外で、現在の銀座場外ができたのちは中央競馬サービスセンターと呼ばれていた。

現座のゲートJの前身である広報コーナーができる前は、このサービスセンターの中にファンサービスの資料が置かれていたのである。




◆沢田準【競馬を楽しく】
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◆ヴェロックス
ヴェロックス5代血統表

◆サートゥルナーリア
サートゥルナーリア5代血統表

◆ダノンキングリー
ダノンキングリー5代血統表

◆ニシノデイジー
ニシノデイジー5代血統表

◆ラストドラフト
ラストドラフト5代血統表

◆メイショウテンゲン
メイショウテンゲン5代血統表

◆エメラルファイト
エメラルファイト5代血統表

◆アドマイヤマーズ
アドマイヤマーズ5代血統表

◆サトノルークス
サトノルークス5代血統表

◆ランスオブプラーナ
ランスオブプラーナ5代血統表

◆ファンタジスト
ファンタジスト5代血統表

◆シュヴァルツリーゼ
シュヴァルツリーゼ5代血統表



※能力評価順ではありません




◆青木義明【競馬一直線】
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◆コパノキッキング6代血統表(自身+父+母の5代血統表)
コパノキッキング6代血統表

◆コパノキッキング9代クロス解析表
コパノキッキング9代クロス解析表



【青木の解説】

・コパノキッキングの5代内には3種類の血脈のクロスがあり、これを「5代多重クロス」と呼ぶ
・すなわち、
Mr.Prospector 4×5
Northern Dancer 5×5
Hail to Reason 5×5

・一般的に5代多重クロスの配合馬は気性的活力が旺盛なマイラータイプが多い
・コパノキッキングもパドックでは2人曳きで、かなり気負っていたし、「せん馬」でもある
・したがってダート1200では逃げ・先行のケースが多かった
・それをここ3戦は差し、追い込みに変更して、今回も追い込んで初のダート1400を克服した
・そこにはマーフィー騎手の腕による部分も少なからずあるように思える

・しかし、配合をよくチェックしてみよう

・母Celadon はTurn-to 5×5のクロスの薄い配合馬で、父の影響を受けやすく、必ずしもダート血統ではない
・一方、その父の Spring at Last はダート適性の高い Deputy Minster の父系ラインで米国血脈が色濃い
・ただし、よく見るとダート血脈ではない「異系」のHis Majesty=Graustark3×2の強いクロスを、その母が内包していることが分かる(これはナカヤマフェスタやキョウヘイの母系、あるいはロードカナロア自身にも6×4と遠いながらクロスされている)

・このリボー系のクロスの存在が「単なる5代多重クロス馬」とはさせていないことが判明する
・つまり「異系血脈」は気性的な鎮め石の役割を果たし、体質強化にも役立つので青木の重視する視点だ

・また、9代クロス解析においても、クロス血脈はそれなりに整っており、
・クロス数値の出現パターンも良好もしくは標準的だ

・これなら根岸Sの優勝はそれなりに納得できる
・問題はフェブラリーS
・ダート1600で、テン乗りの藤田菜騎手の経験値の浅さ
・大いに注目され、人気にもなるのはプラス材料ではないといえよう

・ただ、競馬は常に相手との相対的な比較により結果も異なるスポーツだ
・はたしてどんなメンバーが出てくるのか、それを見て馬券的判断を下したい

2019.01.30
青木義明


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血統表ソフト「熱血2019」
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◆グランアレグリア6代血統表
グランアレグリア6代血統表

◆グランアレグリア7代血統表
グランアレグリア7代血統表

◆グランアレグリア9代クロス解析表
グランアレグリア9代クロス解析表


[青木のコメント]
・父のディープインパクトは5代アウトクロス
・母のタピッツフライはMr.Prospector 3本クロスでパワーがある
・加えて、この母には9代クロス解析表の母系の「異系クロス」のプールでも分かるように、
Nijinsky、Buckpassser、In Reality などのクロスを持ち、米国血脈色が濃い
・坂のある阪神コースはかなり向いていたと反省
・問題はオークスの距離であのように「力の競馬」が演じられるかどうかだ
・良くも悪くも母系の特徴がカギを握る(母の9代クロスを分析すればいい)
・危険視したい気分も半分はある。ただ、競馬は相手関係。それ次第で。

※10日、関係者はオークスをパスしてNHKマイルに迎うと宣言

◆母タピッツフライ9代クロス解析表
タピッツフライ9代クロス解析表


2019.04.10.
青木義明
◆青木義明【競馬一直線】
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【JRA】夏季競馬番組の概要発表 降級廃止、「別定B」新設など



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 JRAは7日、2019年度夏季競馬番組(6月1日~9月1日)の決定と、その概要を発表した。主な内容は以下のとおり。

■開催日割、重賞競走について
開催日割と重賞競走については、前年同様とする。

■降級制度の廃止について
2019年夏季競馬以降、4歳夏季競馬開始時点の平地収得賞金を、2分の1にしないこととする(降級制度の廃止)。
※2017年7月28日付の発表と同内容

■競走条件の呼称変更について
2019年夏季競馬以降、競走条件の呼称を以下のとおり変更する。

1600万円以下→3勝クラス
1000万円以下→2勝クラス
500万円以下→1勝クラス

※新馬、未勝利、オープンについては現行どおり
※2018年6月25日付の発表と同内容

■オープン競走における負担重量の設定について
3歳以上、4歳以上のオープン競走において、負担重量を新設。JRA競馬番組等では負担重量を別定A、または別定Bと表記する。

【別定A】
基礎重量56kg。収得賞金1600万円超過馬は、超過額1200万円毎1kg増

【別定B/新設】
基礎重量56kg。収得賞金1600万円超過馬は、超過額600万円毎1kg増

■2019ワールドオールスタージョッキーズについて
第2回札幌競馬第3・4日(8月24・25日)に4競走を実施。出場騎手は14名(外国騎手・地方競馬所属騎手7名、JRA代表騎手7名)とする。

また前年同様、東京優駿優勝騎手、及び前年のMVJ受賞者に出場権を与えるほか、「JRA選抜」と「WAS選抜(外国騎手・地方競馬所属騎手チーム)」のチーム対抗戦を実施する。

■サマーシリーズについて
前年に引き続き「サマーシリーズ」と題して、「サマースプリントシリーズ」「サマーマイルシリーズ」「サマー2000シリーズ」「サマージョッキーズシリーズ」を実施する。

今年に入って川崎の大ベテラン・森下博騎手が、「最高齢勝利記録」を更新した。スポーツ紙の扱いも大きかったし、照れ笑いを浮かべながらガッツポーズをする写真も掲載された。多摩川オープンを勝った時は63歳8ヶ月、あと1ヶ月で64歳になる。これまでも最高齢騎乗記録を黙々と更新していたが、やはり競馬は勝ってなんぼ。

的場文男騎手の「最高齢重賞勝利記録」を阻む可能性があるのは森下騎手だけ。多摩川オープンを勝ったトキノパイレーツはまだ4歳、マイル路線で重賞に手が届くだけの素質と将来性を持っている馬。同世代の山崎尋師に「あと5年乗れよ!」と言われて「無理だって!」とおどけたが、最高齢重賞勝利記録は強く意識している。

自身の今後について、「免許の更新は済ませました。でも今年度も乗って64歳までかな、腰も痛いし足も少し痺れてて。でも体のメンテナンスはやっているよ。レースに乗るときにはダッシュを3本やって、的ちゃんは自転車漕いでるみたいだけど俺も負けられないって。」と話す。

トキノパイレーツについては、「3歳の秋は調教をつけててもなんか噛み合ってなかったけど、4歳になってグンと良くなってくれた。手前の替え方も上手くなって、最後の伸びが違ってきた。トモなんかはまだ良くなる余地を残しているし、オーナーにはぜひこの馬が重賞を勝つところを見て欲しいね。」と高評価。

通算2675勝を挙げているものの、JRAのファンには馴染みが薄いかもしれない。改めて調べてみると、交流重賞は船橋のマリーンC(エフテーサッチ)、大井の東京盃(カガヤキローマン)、川崎の川崎記念(エスプリシーズ)の3勝。中でも、武豊のスターキングマンに4馬身差をつけた川崎記念はインパクトが大きかった。

個人的に森下騎手の腕の凄さを感じたのは、カガヤキローマンの東京盃だった。交流重賞・北海道スプリントCを勝って臨んだレースだったが、石崎隆之騎手が川島正行厩舎のサプライズパワーと差しあって森下騎手に騎乗依頼。芝のスプリンターズS3着の快速馬、ワシントンカラー以下を見事に押さえ込んで優勝してくれた。

全盛期の石崎隆之騎手と的場文男騎手が騎乗できず、回ってきた馬を何度となく勝たせて「森下マジック」と呼ばれた騎乗技術はいまだに健在。鮮やかな腕前を見せつけられるたびに、記録や数字の意味と無意味を思い知った。記録や数字とは無縁だった一人の騎手が、初めて記録に拘って恐らくは最後になる1年を戦おうとしている。

◆竹内康光【馬よ草原に向かって嘶け】
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今週の土曜日の4月6日、オーストラリアのランドウィック競馬場で行われるドンカスターマイルの馬券がJRAで発売される。

ドバイでの国際レースの馬券が発売されたばかりだというのにまたかという感じがしないでもない。

例によって先方の主催者は日本の馬券売り上げを期待しているだろう。しかし6日のレースではあまり期待できないのではないだろうか。

というのにはいくつかの理由がある。まずドンカスターマイルというレースの日本での知名度が低いというかほとんど無いということだ。

このて時期のランドウィックでは2週間にわたって高賞金レースが集中する。

総賞金400万豪ドルのクイーンエリザベスステークス、300万のドンカスターマイル、250万ドルのT.J.スミスステークス、200万ドルのATCオーストラリアンダービーとシドニーカップなどG1が8レースがずらっと並んでいるのだ。

しかしこの開催の詳細は日本のファンにはほとんど伝えられていない。日本のファンに対する訴求力が非常に低いのである。

出走予定馬のリストを見ても知名度の高い、というか日本に伝えられている馬はほとんどいない。また各馬の成績を見てもどの程度の馬か分からないのである。

またドンカスターマイルに出走する日本馬、つまりクルーガーの日本での知名度もファンに馬券を買う動機にはなりそうもない。

重賞は3年前のマイラーズカップのみでその後は苦戦が続いている。これはクルーガーが勝てるかどうかではない。ハンデ戦でもあり結果はわからない。

ただファンがどれだけ馬券を買ってくれるか、買う気になるかということである。

レースが行われる日程や時刻もファンが馬券を買うには都合が悪い。土曜の6日にはニュージーランドトロフィーと安心牝馬ステークスと二つの重賞を中心に中山、阪神、福島で開催がある。

しかも発走時刻は15時15分で中央の第10レースと第11レースの間になる。香港国際レースもレースの時間帯は一部が中央と重なる。香港での過去の経験では馬券が売れるは各レースで平均的に売れるのではなく中央のレースと重なっている時間帯では少なく、多く売れるのは中央の最終が終わった後のレースだ。

レースの情報はどれほどファンに伝えれるだろうか。グリーンチャンネルでは金曜の夜の「Go Racing」で特集するが他のメディアがどれだけ報じるかだ。

どれだけ馬券が売れるのだろうか。その結果によっては外国のレースの馬券発売の見直しとなるかもしれない。



◆沢田準【競馬を楽しく】
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