グリーンチャンネルで「週刊競馬用語百識」という番組が放映されている。
これは実は2013年に作られたものの再放送で、今回初めて知ったものであり何回目の再放送になるのかは分からないが見てみるとなかなかよくできていると感じた。
通り一遍の説明ではなくレース画像を入れたり、調教師や騎手に解説してもらったりとテレビらしいアプローチは面白く見ることができた。
また用語の解説そのものもかなり専門的だったりマニアックだったりで、なるほどそういうことかと感じさせられたものも少なくなかったのである。
私が本欄で時々取り上げてきたことだが、同着についてでありこれは英語ではデッドヒートである。
番組では日本ではデッドヒートを接戦という意味で使うが本当は同着であることが説明された。
さらにヒートというレースの形にも触れられた。ヒートというレース形態を知っているファンは今は少ないのではないだろうか。
「ハロン棒」の項では1993年のジャパンカップで2着に敗れたコタシャーンのケント・デザーモ騎手が残り100メートルのハロン棒をフィニッシュと間違えて追うのをやめた画像が流された。
このことがきっかけかどうか100メートルのハロン棒は現在ではなくしているという説明は当然である。もっとも100メートルのハロン棒は昔からあったわけではなく一時的なものだった。
なお以前は東京競馬場に右回り1200メートルというレース設定があり、フィニッシュは左回りのあと200メートルの所で決勝写真用のミラーがあった。
この右回りのフィニッシュを間違えて追うのをやめてしまい、他の騎手がまた追っているのに気が付いて慌てて追いなおすという光景をまれに見ることができた。
特に慣れない関西の騎手に多く、あの天才福永洋一騎手もやらかしたことがあったのである。ついでだからそんな話を入れても良かったのかなと思ったのだった。
ところでハロン棒は騎手のためにあるのかまたは見ている側のためかという話があったが、ハロン棒の距離の表示はスタンドに向いておりその裏は白で距離は書いてないから、ハロン棒はスタンド向けということだ。
フランスのドーヴィル競馬場のハロン棒の写真が示されたが日本のように数字が書かれたものではない。騎手はハロン棒は無くても距離は分かっているということだろうか。
◆沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c
◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp
これは実は2013年に作られたものの再放送で、今回初めて知ったものであり何回目の再放送になるのかは分からないが見てみるとなかなかよくできていると感じた。
通り一遍の説明ではなくレース画像を入れたり、調教師や騎手に解説してもらったりとテレビらしいアプローチは面白く見ることができた。
また用語の解説そのものもかなり専門的だったりマニアックだったりで、なるほどそういうことかと感じさせられたものも少なくなかったのである。
私が本欄で時々取り上げてきたことだが、同着についてでありこれは英語ではデッドヒートである。
番組では日本ではデッドヒートを接戦という意味で使うが本当は同着であることが説明された。
さらにヒートというレースの形にも触れられた。ヒートというレース形態を知っているファンは今は少ないのではないだろうか。
「ハロン棒」の項では1993年のジャパンカップで2着に敗れたコタシャーンのケント・デザーモ騎手が残り100メートルのハロン棒をフィニッシュと間違えて追うのをやめた画像が流された。
このことがきっかけかどうか100メートルのハロン棒は現在ではなくしているという説明は当然である。もっとも100メートルのハロン棒は昔からあったわけではなく一時的なものだった。
なお以前は東京競馬場に右回り1200メートルというレース設定があり、フィニッシュは左回りのあと200メートルの所で決勝写真用のミラーがあった。
この右回りのフィニッシュを間違えて追うのをやめてしまい、他の騎手がまた追っているのに気が付いて慌てて追いなおすという光景をまれに見ることができた。
特に慣れない関西の騎手に多く、あの天才福永洋一騎手もやらかしたことがあったのである。ついでだからそんな話を入れても良かったのかなと思ったのだった。
ところでハロン棒は騎手のためにあるのかまたは見ている側のためかという話があったが、ハロン棒の距離の表示はスタンドに向いておりその裏は白で距離は書いてないから、ハロン棒はスタンド向けということだ。
フランスのドーヴィル競馬場のハロン棒の写真が示されたが日本のように数字が書かれたものではない。騎手はハロン棒は無くても距離は分かっているということだろうか。
◆沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c
◇競馬通信社◇
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