京都競馬場がスタンド改築などの工事を行うことが発表された。2020年月から2024年3月という長期な工事である。

この期間の中で2020年11月から23年3月の間は京都競馬場での開催は中止で代替開催となるということだ。

京都競馬場での最も大きいレースは菊花賞と春の天皇賞であり、21年と22年はこの両レースが他の競馬場、おそらく阪神で行われることになる。

京都の現在のスタンドが造られたのは1980年でありこの時は79年の菊花賞と80年の春の天皇賞は阪神で行われた。

今回の改築は前回よりも期間が長くそこまで工事を行わなくてはならないのかと思われるほどだ。

もっとも日本の工事は納期は守られる。外国ではなかなか納期が守られずフランスのロンシャンは1年の予定が2年掛かってしまったし、競馬場ではないがロンドンのウエンブリーサッカー場は何年たっても出来上がらなかった。

JRAのスタンドの全面的な改築は1990年の中山に始まり全競馬場が新築され最後が京都というわけである。

80年に現スタンドができる前にはそれまでのスタンドとは全く独立して4コーナー寄りにスタンドが造られていた。二層式で上の層が指定席のスタンドでこれを新スタンドと呼んでいた。

現スタンドができた後もしばらくはこのスタンドが残されており旧新スタンドなどと呼んだものである。その後ビッグスワンが追加された。

新スタンドの概要はJRAのHPに載っているが現在のスタンドよりやや小さくなるようだがそれでもかなりの規模だ。

ファンの競馬場来訪は次第に減少しておりこれまでのような大きなスタンドが必要なのだろうか。しかし大レース当日には多くのファンが集まってくる。

その日だけでもファンを収容しなければならない。大きなスタンドはやはり必要というわけである。

また京都の下見所は唯一の円形であり現スタンドになった時もそれは維持されたが、見にくいという批判があったためか他場と同じ長円形になるということだ。

京都の特徴の一つだったがやむをえないということだろう。



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春のG1シリーズが終わった。牡馬クラシックロードの終着点の菊花賞と天皇賞(春)は、ともに京都の「超」長距離戦。「エクステンド」は「外に向けて引っ張る」を語源として、「延長」「拡張」といった訳。距離区分の「エクステンディド」は2701m以上のカテゴリーで、他に阪神大賞典とステイヤーズSがG2・ダイヤモンドSがG3。

国内のダート最長距離重賞は大井の金盃で、距離は二六で行われている。つまりダートには、「エクステンディド」カテゴリーの重賞・リステッドレースはない。一方で芝には重賞が5レースあり、他に万葉Sというオープン特別もある。日本ではJRAの芝オープンにだけ、孤塁を守るようにあるのがエクステンディドのカテゴリーなのだ。

南関東では距離の見直しがいち早く行われて、JRAで言えば菊花賞に当たるクラシック第三冠の東京王冠賞が1996年に二千に短縮された(1995年まで二六)。東京大賞典も1998年に二千に短縮されていて(1997年まで二八)、20世紀のうちに大レースは二千までの距離に改めてられている。

今年の天皇賞(春)は13頭立てでG1馬の出走は優勝したフィエールマンだけ、大阪杯の14頭立てでG1馬8頭という豪華さと較べるとどうしても見劣りする(宝塚記念は12頭立てで6頭)。大阪杯は上位4頭がいずれもG1馬だったように、能力検定レースとしても機能しており将来は種牡馬として馬産に寄与する馬たちが多いことになる。

一方で菊花賞や天皇賞(春)の勝ち馬は、種牡馬として苦難の道を歩むことが多い。テイエムオペラオー・ヒシミラクル・メイショウサムソン・メジロブライトは、競走馬としては超一流だったがGI勝ち馬を1頭も出せなかった。大レースを勝ちながら種牡馬にならなかった馬も、エクステンディドのカテゴリーには多い。

デルタブルース・マイネルキッツ・ジャガーメイル・ビートブラックは、種牡馬として登録されなかった(他ではイングランディーレが国内需要がなかったため韓国で種牡馬入りしている)。大阪杯がG1になり、ドバイ→香港という海外路線も定着した今では、天皇賞(春)は種牡馬選定レースとして機能していない。

それならばメルボルンCのようにハンデ戦にして、「春の祝祭」としての存在意義を模索してはどうだろうか。前出のデルタブルースはメルボルンCを56キロのハンデで勝っているが、ハナ差2着のポップロックは53キロだった。船橋のクイーンCはハンデ戦にして成功だったし、何より海外遠征馬にとっては魅力的な条件変更だろう。

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先日のグリーンチャンネルの「競馬どーも!」で興味ある内容のものがあった。「今週の実況アナ」という実況アナウンサーの紹介である。

JRAの番組であるからラジオNIKKEIのアナウンサーに限られるが、競馬のアナウンサーになった理由などでどんなアナウンサーなのかを付ファンに知ってもらおうという企画だ。

テレビのアナウンサーは顔がテレビに出るが、ラジオNIKKEIのアナウンサーは一部のアナがテレビの競馬中継に出る以外は顔を知ってもらう機会がない。そこでこの企画ができたのだろう。

今回は米田元気アナだった。インタビューの中で思い出の実況は?という質問がある。そこで米田アナが取り上げたのがなんと2018年3月3日の阪神での障害の未勝利戦だった。

普通はG1などの大レースが取り上げられるのでなぜ障害の未勝利かというと、落馬した馬が逆走して馬群と交差するというシーンがあり、そのようなひやっとした展開でどういう喋りができるかを考えさせるレースだったということだった。

そのシーンは番組でも流されたが、スタートからレースをJRAのホームページで見てみた。ホームページで過去のレースの映像を見ることができるとは、今さらながら便利になったものだと思う。

さてこのレース、一週目のスタンド前の障害で問題のイクラトロが落馬した。カラ馬となった馬は馬群と離れ馬場の大外を走っている。

これは騎手が乗っていない馬は障害を飛ばずに障害の外を走る馬がおり、このレースのイクラトロはそこを走ったのである。

向こう正面に入ると襷コースに入るがカラ馬は馬群と一緒に襷には向かわず直進したのである。このため襷を通って順回りに進む馬群に対してカラ馬は逆走することになったのだ。

2コーナーあたりで馬群とカラ馬が交差する様子がビデオに映っており幸い馬群は内埒沿いに、カラ馬は外埒を走っていたため馬が交錯することはなかったが危ないシーンだ。

なお襷に入るところには間違って馬が直進しないように係員がロープを張っている。しかしカラ馬はこのロープで止まることはなく直進してしまった。ロープを持っていた係員はカラ馬を避けたがこれも怖い話だ。

このレースでは他にも2頭が落馬したが、1頭がダートコースのゴール前100メートルあたりで外埒あたりを歩いているのだ。どこからダートコースに入って来たのか。

また障害コースにいたイクラトロはゴール過ぎの所で外埒を破ってダートコースに出てきてしまったのである。

いずれも馬同士の接触はなかったがこのレースはいろいろとかなり危なかったレースだったのである。

私は騎手が落馬してカラ馬になると他の馬との接触が起こらないか心配になる。

というのももう40年以上前のことだが、東京競馬場の障害レースで、直線でカラ馬との正面衝突を見たことがあるのだ。

騎手はゴール前でありまさか正面から馬が来るとは思わないから懸命に追っている。そこでの正面衝突だ。全くたまったものではないのである。



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世界にはまだまだすごい騎手がいるものだと思わされた。いうまでもなくダミアン・レーン騎手である。

レーン騎手は日本ではほとんど知られていなかった。もちろん初来日でまだ25歳と若い。

オーストラリアで騎乗し香港では乗っていなかったことも日本での知名度の低い理由の一つだろう。

しかし4月27日に初騎乗。さっそく重賞の青葉賞に騎乗した。依頼したのは栗東の鮫島厩舎であり、調教師の間では評価されていたことがわかる。

そして翌日の28日には早くも4勝、29日には新潟で騎乗しメールドグラースでG3の新潟大賞典を勝ったのである。

その後の活躍は驚くばかりで5月11日にはG2の京王杯スプリングCをタワーオブロンドンで、12日にはなんとノームコアでG1ヴィクトリアマイルを勝ってしまった。

ダービーでは一本人気となったサートゥルナーリアでは敗れてしまったが、そのかわりというわけではないが目黒記念をルックトゥワイスで勝った。

6月1日には阪神に行って再びメールドグラースで鳴尾記念、6月23日にはリスグラシューで再びG1の宝塚記念まで勝ってしまったのである。

わずか2カ月の騎乗で37勝、G1、G2、G3をそれぞれ2回勝ったのだった。

それだけではない。2カ月のJRAでの短期免許が終わると、今度はNARの短期免許を取得しさっそく帝王賞をオメガパフュームを勝ったのである。

7月はオーストラリアは冬であり実質的にオフシーズンということもあるが、今後はさらにダートグレードに騎乗しこちらでも勝ち抜くのではないだろうか。

レーン騎手のオーストラリアでの実績を調べると日本での活躍が納得できることもある。

15歳で騎手免許を取得とのことだが、初めてオーストラリアのG1を勝ったのは2014年のコーフィールドのサールパートクラークSで20歳の時だ。

その後ランドウイックのATCダービー、フレミントンのエミレーツSなどを勝っており、今年の3月には2歳戦では世界最高の賞金であるローズヒルのゴールデンスリッパーSを勝っている。

オーストラリアでのG1は15勝。まだ若く今後のさらなる活躍は当然期待できる。

昨年までの短期免許で騎乗している外国人騎手ではジョアン・モレイラ騎手の実績が断然だが、レーン騎手が取ってかわるかもしれない。





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