名牝ロジータ死んでいた 南関東3冠競走を制覇

日刊スポーツ
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 川崎競馬は7日、名牝ロジータが昨年12月に北海道・新冠町の高瀬牧場で死んでいたことを発表した。30歳だった。


 88年デビューの同馬は89年羽田盃、東京ダービー、東京王冠賞を制し、当時の南関東3冠競走を制覇。同年秋にはJRAのジャパンCに出走し、15着。暮れの東京大賞典では古馬相手に圧勝した。「南関東最強」「女傑」などと呼ばれていた。90年の引退後は繁殖牝馬となり、カネツフルーヴ(02年帝王賞)、イブキガバメント(01年朝日CC、02年鳴尾記念)などを輩出した。通算成績は15戦10勝。


 8日は川崎競馬場で第28回ロジータ記念(S1、ダート2100メートル)が行われる。


 なお7日から10日まで川崎競馬場第1入場門の光りの馬ロジータ号前で献花台が設置される。

◆ロジータ6代血統表
ロジータ6代血統表

◆ロジータ9代クロス解析表
ロジータ9代クロス解析表


・やはり9代クロスの量的な側面は十分に整備されている。
・質的には必ずしもダート血脈ではないが、30年以上も前の日本競馬の血統状況では致し方ない。
・Ribot  Tourbillon  Grey Sovereign-Nasrullah  Hyperion  Tracery
・Black Toney   Peter Pan →米血

(青木義明)