今週の土曜日の4月6日、オーストラリアのランドウィック競馬場で行われるドンカスターマイルの馬券がJRAで発売される。

ドバイでの国際レースの馬券が発売されたばかりだというのにまたかという感じがしないでもない。

例によって先方の主催者は日本の馬券売り上げを期待しているだろう。しかし6日のレースではあまり期待できないのではないだろうか。

というのにはいくつかの理由がある。まずドンカスターマイルというレースの日本での知名度が低いというかほとんど無いということだ。

このて時期のランドウィックでは2週間にわたって高賞金レースが集中する。

総賞金400万豪ドルのクイーンエリザベスステークス、300万のドンカスターマイル、250万ドルのT.J.スミスステークス、200万ドルのATCオーストラリアンダービーとシドニーカップなどG1が8レースがずらっと並んでいるのだ。

しかしこの開催の詳細は日本のファンにはほとんど伝えられていない。日本のファンに対する訴求力が非常に低いのである。

出走予定馬のリストを見ても知名度の高い、というか日本に伝えられている馬はほとんどいない。また各馬の成績を見てもどの程度の馬か分からないのである。

またドンカスターマイルに出走する日本馬、つまりクルーガーの日本での知名度もファンに馬券を買う動機にはなりそうもない。

重賞は3年前のマイラーズカップのみでその後は苦戦が続いている。これはクルーガーが勝てるかどうかではない。ハンデ戦でもあり結果はわからない。

ただファンがどれだけ馬券を買ってくれるか、買う気になるかということである。

レースが行われる日程や時刻もファンが馬券を買うには都合が悪い。土曜の6日にはニュージーランドトロフィーと安心牝馬ステークスと二つの重賞を中心に中山、阪神、福島で開催がある。

しかも発走時刻は15時15分で中央の第10レースと第11レースの間になる。香港国際レースもレースの時間帯は一部が中央と重なる。香港での過去の経験では馬券が売れるは各レースで平均的に売れるのではなく中央のレースと重なっている時間帯では少なく、多く売れるのは中央の最終が終わった後のレースだ。

レースの情報はどれほどファンに伝えれるだろうか。グリーンチャンネルでは金曜の夜の「Go Racing」で特集するが他のメディアがどれだけ報じるかだ。

どれだけ馬券が売れるのだろうか。その結果によっては外国のレースの馬券発売の見直しとなるかもしれない。



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