ウインズ◆沢田準の競馬を楽しく

先週のグリーンチャンネルでウインズを特集した番組があった。ところで場外馬券発売所をウインズと呼ぶのには私はいまだにしっくりしないが、ここではとりあえずウインズでいくこととする。

さて今なぜウインズの特集番組がつくられたのか。それはこの番組の内容を見るとなんとなくわかったような気がする。

まず新横浜ウインズの紹介に始まる。ここでは150インチ映像ホール、1000円のエクセルフロアスタンダードタイプ、2500円のハイグレードタイプだ。

エクセルフロアにはテーブル付きのイスがあり、ハイグレードタイプでは各席にテレビがついている。また無料のレディーズペアシートもある。

これは現在のウインズにはこのようにファンが快適に過ごすことができるところもあるからウインズに来てくださいというアピールなのだ。

続いてウインズ八代が紹介される。ここでは馬券を買うシーンもあるが、モダン焼きや野菜入りシュードーナツを食べたりとウインズグルメの紹介だ。

しかし八代編のメインはその後の日奈久温泉行だ。名産のちくわを食べたり果物を食べたり。その後、温泉旅館に泊まり温泉に入り夕食を食べる。つまり温泉に近いウインズに行けば馬券だけではなく温泉も楽しめるというわけだ。

次はウインズ京都の紹介となる。ここでは各フロアが紹介されるが普通のウインズ風景だ。

そこでウインズをあとにすると、ウインズのある祇園のグルメスポットでお好み焼きの元祖をビールをがぶがぶ飲みながらというわけだ。これが女性リポーターだから笑える。

今度はウインズ高松となる。ここは畳敷きのファンエリアがあるということでそこの紹介だ。しかし高松編のメインはうどんで、ウインズに行く前にうどんを食べ、ウインズの後は二か所でうどんを食べるというわけだ。

以上のウインズの特集。これを見てわかるのは当然ながらファンにウインズに来てくださいということだ。新横浜編ではファンが快適に過ごすことができますよということをアピールしている。

八代、京都、高松ではウインズだけではなくその周辺にも楽しみがありますからぜひ来てくださいというわけである。

それはウインズにくるファンが減少しているということだろう。インターネットによる馬券発売が主流となっている現在ではウインズの存在価値は大きく低下している。

競馬場に行くのは特別な楽しみがある。しかしいくらウインズの設備が高くなっても、自宅でグリーンチャンネルを見ながらPATで馬券購入という環境にはかなわない。

そのようなファンならわざわざウインズに行く必要はない。とうわけでウインズ特集番組となったのだろう。

ところでこの番組内で場外発売所の歴史の紹介がある。初めてできたのはのちにウインズ銀座通りとなった銀座プレイガイド内にあった銀座場外で、現在の銀座場外ができたのちは中央競馬サービスセンターと呼ばれていた。

現座のゲートJの前身である広報コーナーができる前は、このサービスセンターの中にファンサービスの資料が置かれていたのである。




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