10月19日にアスコットでブリティッシュチャンピオンズデーという開催がありG1が4レース、G2が1レース、そしてハンデ戦1レースが行われた。

この日のメインとして行われたのがチャンピオンステークスでここにディアドラが出走した。ドバイ、香港、イギリス、アイルランドと続く外国遠征の6戦目だ。

イギリスとアイルランドの平地シーズンはそろそろ終わりとなりさすがにこれで帰国だろうが日本の馬としてめったにない活躍だった。

ところでイギリスは先週は連日大雨となりアスコットは全くの道悪となってしまった。

そしてついに周回コースは使えなくなりメインコースの内側にある障害コースで平地レースを行うという前代未聞の事態となったのである。

チャンピオンステークスについてはグリーンチャンネルで放送があり18日のGoRacingのコーフィールドカップの予想の中でチャンピオンステークスについても触れられており、19日にはAllInLineで生中継が行われた。

その中で解説の合田直弘氏からは、この時期にはアスコットで馬場が悪化することが予想されており、場合によっては障害コースを使うことも考えられておりついにその時が来たということだった。

障害コースは平地シーズンになってからは当然使っておらず馬場は少しはまし、ということのようだった。

その効果は若干はあったようで直線コースは馬場最悪のヘヴィーだったが周回コースはソフト(第2レースはグッドトゥソフト)と発表されたのだった。

ところで障害コースで平地レースを行うとはどういうことだろうか。放送のなかでは障害を外すのかという話が出たが、固定の障害を外すなどできるわけがない。水濠もあることだし。

実際に使われたのはハードルコースである。ハードルコースではハードルを外してナショナルハントフラットレースが行われており、これは実質はフラットレースなのである。今回はインナーフラットコースと呼ばれた。

レースの実況を見ればわかった通り内埒の内側にスティープルチェイスの障害が置かれていた。

通常の周回コースのレースの映像では内側に障害のコースが見えるが、フラットのハードルコースと固定障害が並んでいるのがわかる。

さてチャンピオンステークスは1m1f212y(約10ハロン)として通常は行われている。ところがインナーフラットコースでは1m2fとなっている。正しい位置にゲートを置いたというわけだ。

約12ハロンは通常は1m3f211yだかインナーフラットでは1m3f133yと少し短い。約16ハロンは通常は1m7f209yがインナーフラットでは1m7f127yとやはり短い。

これはインナーフラットは周回が短くそれぞれスタート地点がコーナーのカーブにかかってしまうためにスタート位置をずらしたものと思われる。




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