グリーンチャンネルでは外国の競馬を紹介する番組が不定期に放映されている。

最近は日本馬が出走する外国のレースが多くなりJRAが馬券を発売するレースも増えているのでそのレースの予想などの番組が多い。

Go Racing!やALL IN LINEといった番組だ。これらは日本馬が出走しないレースの場合もある。

もちろん生放送の実況中継は行われる。

しかしこのような実際のレースには別に各国の競馬を紹介する番組も放映されている。

最近では須田鷹雄氏と梅田陽子氏によるアイルランド競馬紀行がある。その前にはニューマーケットが紹介された。

また競馬場の達人でも国内だけではなくイギリスやアイルランドに出張しての馬券勝負もある。

もちろん馬券の検討から購入、レースの状況が放映されるからその競馬場の様子もよくわかるというものだ。

このような各国の競馬場や牧場の模様を紹介する番組はかなり以前、1970年代だったと思うが競馬会が作成したものがテレビで放映された。

まだグリーンチャンネルのない時代で競馬実況番組の中でのもので、当時はなかなか見ることのできなかった外国の競馬の様子は非常に興味を持ったものだった。

当時の映像は現在でも時々グリーンチャンネルで再放送されることがあるが、現在の画像とははるかに劣るものではあったがそれでも楽しみだったのである。

ところで近年の外国の競馬の様子を見ていて驚かされたのがイギリスとアイルランドでの競馬場でのブックメーカーだった。

ブックメーカーはファンに向け各馬のオッズを表示し馬券を売る。デジタルで馬番、馬名、オッズを表示している。

もちろんブックメーカーのオッズは刻々と変わる。ファンはずらりと並んだブックメーカーのオッズを比較し高いオッズのブックメーカーからか買うのである。

馬券はそれぞれのブックメーカーが発行するがブックメーカーの名前とレースの発走時刻、馬番、馬名、勝った時のオッズ、馬券の種類と購入金額などが印刷されている。

トートの馬券とはオッズの記載があるかないかの違いだけで充分に馬券といえるものである。

ところが昔はオッズの表示、馬券が現在とは全く違っていた。オッズの表示はデジタル表示のない時代で黒板にチョーク書きだった。

そして馬券は現在のようなハンディのデジタルプリンタのない時代で、ブックメーカーの名前と番号が書かれているボール紙がファンに渡されたのである。

ブックメーカーは2人でセットで、ファンが何番の馬を何ポンドと告げると、もう一人にファンが買った内容を告げ、それをメモする。

つまりファンは勝った馬券の内容を覚えておかなければならない。

ブックメーカーはファンが当たった場合にその番号の書かれた馬券を持ってくるとメモを見てそのファンが確かに当てたことを確認して配当を渡す。

トラブルが起きないかと心配になるがこの方式で長年やって来たので問題はなかったのだろう。




◆沢田準【競馬を楽しく】
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