先日あるテレビのサッカー関連番組でイギリスのブックメーカーの話題を取り上げていた。

日本にはブックメーカーは存在しないから以前はノミ屋といわれていたがもちろんそうではない。

現在では外国の馬券のレースについて伝えられるときにブックメーカーのオッズが紹介されるから競馬ファンはブックメーカーについての知識を持っている。

しかし競馬を知らないサッカーなどのファンはブックメーカーのことは知らないだろうからこの番組内ではイギリス人のコメンテイターが紹介していた。

競馬ファンにはサッカーも好きな人が結構多いからこのイギリス人がベン・メイブリー氏でありその番組はJスポーツのFOOTであることがわかったかもしれない。

サッカー番組だから掛け方は当然サッカーの例を紹介していたが単に勝ち負けや得点だけではなくもっと細かい賭けについて触れていた。

どの選手がスコアを上げどの選手とどの選手がイエローカードをもらうという賭けに何対1とか、誰と誰と誰と誰がイエローもらう賭けに何対1という賭けも受け付けるというのにはいささか驚いた。

この番組でブックメーカーを扱った理由は近年イギリスのサッカーにブックメーカーの影響が大きくなりすぎているためだ。

そういえばユニフォームの胸スポンサーにブックメーカーが多くなっていることには私も気付いていた。プレミアリーグの20チームのうちブックメーカーが10チームあるそうだ。

しかし本稿の目的はブックメーカーの解説ではない。この番組の中でイギリス国民は賭けが好きを紹介された。

2017年10月から2018年9月の間の宝くじを含むイギリス人のベット総計額は145億ポンド、日本円にして2兆1000億円ということだ。

この額に相手のアナウンサーは、すごいなと言っていた。

しかし私はその額ではJRAの年間売り上げより低いではないかと気付いた。

サイトで調べると2017年度のJRAの売り上げは2兆7000億円、このほか地方競馬が5500億円、競艇が1兆2000億円、競輪オートが7000億円、宝くじとtoto合計で9000億円。

合計で6億1000万円という売上げなのだ。そしてこれ以外にパチンコがなんと19兆5000億円もあるというのだ。

日本の人口はイギリスの約2倍だがこの額が正しいものとすれば日本は大変なギャンブル大国ということになる。

前記のテレビ番組ではイギリス国民の0.9%の4万7000人が依存症などのギャンブル問題を抱えているということだ。

日本ではどうだろうか。これほどのギャンブル大国であれば依存症が社会問題化していてもおかしくない。

しかしそれほど大きな問題となっていないように思えるのだがどうだろうか。




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