サラブレッド血統センターから、頼んでいた「スタリオンレヴュー2020」が送られてきた。

スタリオンレヴューはサラブレッド血統センターが作成し馬主、生産者、調教師など競馬関係者に配布したものだが、ファン向けにも配布されている。

競馬四季報の春号にアンケート用紙が付いておりこのアンケートに記入し送料分の切手を同封して送付すると無料で送付されるというファンにとってありがたいものだ。

今年は例の件のため遅れるのではないかと心配していたが、例年通りすぐに送られてきたのは感心したのである。

スタリオンレヴューとは種牡馬のカタログでスタリオンステーションごとに繋養している種牡馬の広告が掲載されている。

スタリオンレヴューが無料で配布されるのはカタログの広告料収入のためと思われる。

2020年版は48号であり実に約半世紀に渡って発行されているというかなりの歴史があるものであることがわかる。

スタリオンレヴューの創刊当時は種牡馬の広告と全国の調教師の氏名と住所だけという内容だったが、その後日本及び外国のリーディングサイアーのリストなどが追加されるようになった。

現在では各種牡馬ごとの昨年の種付名簿、サイアーライン、3代血統表、日本、北米、英愛、フランス、豪州、ニュージーランドのリーディングサイアーリスト、日本の重賞及び主要国のG1の勝馬、日本の市場取引の種牡馬ごとの成績(販売価格)と各種のデータが掲載されているという非常に便利なものとなっている。

いわば血統センター発行のものとしては競馬四季報が各馬の成績を扱ったものとすればスタリオンレヴューは生産についてのものということである。

この本は何かを調べることに使うのはもちろんだが単にパラパラとめくっているだけでも充分に楽しめるものだ。

さて今回のもので一部データが増えたところがある。外国のG1レースの勝馬リストにアルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルー、南アフリカ、ウルグアイが加えられたのである。

南半球の各国の競馬についてはオーストラリアとニュージーランド以外の各国については一般にはほとんど情報は伝えられていない。

しかしこれらの国からは優秀な競走馬や繁殖牝馬が生まれている。アメリカで重賞を勝ったり日本に輸入されたりだ。

南半球各国の競馬についてもっと情報が欲しいものである。



◆沢田準【競馬を楽しく】
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