◆5代血統表
◆6代血統表
◆9代クロス解析表
こうして桜花賞馬は誕生した◆青木の競馬一直線
【青木配合馬、無敗で桜花賞、オークス、秋華賞を連覇】
母◆デアリングバード5代血統表
●配合の方向性
デアリングバード自身はサンデーサイレンが入るので配合的セオリーを踏んでおり、ある意味で完成形だ。そこでノーザンダンサー4本継続クロスの次なる方向性を探れば、その直仔へとクロス血脈を前進させることである。具体的には母系のダンジグか父系のニジンスキーが視野に入る。その他ではサンデーサイレンス自身のクロスだが、これが3×3では早すぎるが「4×3」なら了解しうるものだ。さらにキングカメハメハには多様な血脈が内包されているので、並行してこれらのクロスを引き出せれば合格点が付けられる。
●具体的な相手
〇エピファネイア
エビファネイアと配合されるとサンデーサイレンス4×3のクロスが派生する。3×3はすでに競馬場で散見されるがまだ大物はいない。淡泊、単調、マイラー。中距離で切れ味を発揮するには「4×3」の具現と、これに相応のスパイスを加える必要がある。エピファネイアの場合だとヘイルトゥリーズン4本、プリンスキロ4本が注入されるので弾力性と粘り強さが補強される。加えて、この母においてはニジンスキー6×7、バックパサー7×7と頑健さと骨量を増す血脈のクロスも派生する。サラブレッドの配合はトータルな観点から施されるべきだが、シンボリクリスエス産駒のエピファネイアの存在はサンデーサイレンス系×キングカメハメハの配合馬の止揚にとって貴重な存在となり得るだろう。
-------------------
◆青木の配合コンサル馬
配合診断の実例=キングカメハメハ産駒のデアリングバードの場合
http://keibatsushin.blog.jp/archives/32050540.html
「馬事通信2015.10.15掲載」
競馬通信社ブログ
------------------------------------------
アリングタクト(牝4歳、栗東・杉山晴)が右前肢繋靱帯炎を発症したことが明らかになった。14日、所有するノルマンディーオーナーズクラブのホームページで発表された。
管理する杉山晴師は「修復するまでにある程度リハビリ期間が必要だと思います。着地検疫期間を終えた後にトレセン診療所で再度検査を行い、今後の治療方針を考えていく予定です。このような報告となってしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントした。全治は不明だが、次戦に予定していた宝塚記念(6月27日・阪神)は絶望的となった。
同馬は昨年、史上初の無敗3冠に輝くと、“世紀の一戦”とうたわれたジャパンCでアーモンドアイ、コントレイルと激闘を繰り広げて3着。今年に入ってさらなる躍進が期待されていたが、金鯱賞で2着、香港のクイーンエリザベス2世Cで3着と勝ち鞍を挙げられず。豪華メンバーが参戦する宝塚記念での巻き返しに注目が集まっていた。
提供:デイリースポーツ
2021.05.14
◆青木義明【競馬一直線】
http://bit.ly/2zotqB1
◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp
コメント
コメント一覧 (2)