グリーンチャンネルの世界の競馬の番組であるALL IN LINEが3カ月ぶりに放映された。
各地で行われたレースなどの内容でありそのなかで気付いたことや注目されるものを紹介しよう。
その前にこの番組が収録されたのは新橋のGate.Jだ。現在は休館中でありいささか不便である。
というのも古い資料を調べたいこともあるしまた競馬場かここでしか買えないデータブックがあるのだ。
もっともGate.Jにはスポーツ新聞などを読むなどの目的でファンが集まっておりまさに三密状態で休館はやむおえないのである。
番組ではまず通常ではなかなかレースを放映しない香港のレースが紹介された。これはまともに競馬を行なっているのは香港くらいであり他の国のレースが無かったということだろう。
フランスの2000ギニー、1000ギニーは急にロンシャンが使用不可となったためドーヴィル開催となったがこれはロンシャン改築中はドーヴィルで行っており初めてではないということでなるほどと思えた。
ニューマーケットでは前哨戦がなくいきなり2000ギニー、1000ギニーとなった。
2000ギニーでは2歳チャンピオンのピナトゥボが断然の人気で出走した。番組では2歳馬として今世紀最高のレーティング128を獲得したと紹介していたがこれは間違いだろう。
128というのは3歳以上のレーティングのトップであり2歳のレーティングは発表されていないはずである。
それでもピナトゥボがトップであることは間違いないところだったがそのピナトゥボは3着に負けてしまった。
分割となったアメリカのアーカンソーダービーでいずれも人気で勝ったシャーラタンとナダルはケンタッキーダービーの有力馬と思われたがいずれも故障してしまった。
というわけで現在世界の中で最強の3歳馬は日本の二冠馬二頭で間違いがないだろう。
世界の競馬日程がガタガタになってしまった現在、次のワールドベストホースランキングがいつ発表されるかわからないが、3歳馬の世界トップは日本の馬でなければおかしいのである。
また安田記念ではグランアレグリアがアーモンドアイに快勝した。これもワールドランキングでどのように評価されるかが楽しみだ。
世界のハンデキャッパーは日本から強い馬が続々を現れるのを見て驚いているのではないだろうか。
◆沢田準【競馬を楽しく】
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