先週の土曜日、7月25日にはめったに見ることのできないレースが行われた。

新潟の第1レース、2歳未勝利である。私は未勝利戦の馬券は買わないから普段は第1レースをテレビで見ることはなく新聞でレースを調べることはない。

しかし開催替わりの新潟でありどんなものかと思ってたまたまグリーンチャンネルを点けたのだった。

直線の1000メートル。ところがどうも様子がおかしい。染分け帽がやたら多いのだ。さらによく見ると同じ服色がたくさんいる。

白、赤格子、赤袖。(有)ミルファームの服色だ。なんと出走馬16頭のうちミルファームが12頭も出走したのだ。というわけで染分け帽が5頭ということになった。

12頭もの同一馬主の馬が一つのレースに出走したのは始めでだそうだが、それはそうだろうなと思われる。

ところでミルファームがこのような出馬を行った理由は何だろうか。特に大きなものは無いのではないかと思う。

世間に対するミルファームのアッピール程度ではないだろか。

ところでこのレースで一番大変だったのはレースのアナウンサーだろう。アナウンサーは服色で馬名を認識する。そしてアナウンサーは毎日のようにレースを見ているのだから、服色はかなり覚えているだろう。

同枠に同じ服色が2頭以上いる場合は染分け帽で見分ける。ところがこのレースでは同じ服色が12頭もいると見分けるのは大変だろう。

しかもキャリアの浅い2歳馬であり、レースはスタンドからは見えにくい直線1000である。

このレースのJRAの中継のアナウンスはラジオNIKKEIの大関準アナの担当だったが、無事に実況が終わった時MCの大澤幹朗氏がさすがとほめていたのは笑えた。

このように多くの同一馬主の馬が出走するレースで有名なのが小倉で行われる九州産限定のひまわり賞だ。

テイエムの馬が何頭も出走する年もあった。アナウンサーによれば冠号がある馬が多数いるレースはかえって難しいとのことだった。

夏の新潟には2歳未勝利の芝1200と芝1000がこのあとそれぞれ1レースが組まれている。ミルファームが再びこのような出馬を行うか見ものだ。



◆沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c

◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp