カナダのウッドバイン競馬場に二人の若い日本人騎手がいることはご存知の通りだ。福元大輔騎手と木村和士騎手である。

二人ともジョッキーベイビーズの経験者でその頃から将来は騎手を目指していた。

しかし福元騎手はJRAの競馬学校を受験したが合格できなかった。また木村騎手は合格しながら中退している。

というわけで二人とも日本では騎手になることはできなかった。

しかしどうしても騎手になりたかった福元騎手は、全くあてもなく会話もできないのにウッドバインに行き、厩舎に入ってついに騎手免許を取得したのである。

木村騎手は福元騎手を見てやはりウッドバインに向かい、同じように騎手免許を手に入れた。

日本ではJRAにしてもNARにしてもきちんとプログラムされた騎手養成の教育を受けて騎手となるのに比べて、この二人は独自に騎手になったようなものであり驚くべきことだ。

しかも単に騎手免許を取っただけではなく好成績を上げた。二人は2018年のカナダのソヴリン賞の見習騎手部門でノミネートされ最優秀見習騎手には木村騎手が選ばれた。

さらに2019年には木村騎手は今度はカナダを飛び越えて北米のエクリプス賞の最優秀見習騎手賞を受賞と全く驚くべき活躍を見せてくれたのだった。

そして先日にはついにカナダのグレードレースで初めての勝利を得た。7月18日のウッドバインのG2ロイヤルノースステークスをレイディグレイスで勝ったのだった。

これまでステークスは勝っており、実際に8月1日にはグリーンウッドステークスを勝っているが、ついにグレードレースを勝ったのだった。

なおグリーンウッドステークスは総賞金15万カナダドルというグレードレース並みのレースだが福元騎手が2着に入っており日本人騎手のワンツーだった。

このように木村騎手だけではなく福元騎手も活躍している。今年は191戦20勝だ。一方の木村騎手は258戦35勝とさすがだが。



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