武豊騎手が8月9日の札幌競馬場でJRA4200勝を達成した。4000勝で騒がれたのはついこの間のことのようだがそれからもう200勝とは驚きである。

武騎手がデビューしたのは1987年(昭和62年)でこの年は69勝、2年目には早くも113勝と100勝以上となり3年目には133勝で全国リーディングとなった。

その後1991年と2001年以外はリーディングを2008年まで取り続けた。2001年は主戦場をフランスに移したためである。

ここ10年ほどはさすがに成績が下がったが2019年には久しぶりに100勝を超えた。調教師に転ずるという考えはなく騎手をやめるつもりはない.

4000勝達成したとき武騎手は5000勝を目指したいといっていたがさすがにJRAで5000勝は難しいかもしれない。

しかし武騎手の騎乗はJRAだけではない。地方競馬、さらには外国での騎乗も多い。

武騎手のホームページには地方競馬での勝利リストが掲載されており145勝のようだ。また「日本の競馬総合ハンドブック」には外国での勝利リストが載っており2018年まで117勝となっている。

地方競馬と外国での勝利数を加えると4460勝余りとなる。これなら合計で5000勝にも手が届くのではないかとも思われる。

かつては日本では中央と地方は馬も人も交流がなく、地方でも地域ごとにそれぞれ分離していた。

しかし現在では中央と地方、地方の主催者同士の交流は当たり前となった。特に騎手は各地のレースに騎乗する。

戸崎圭太騎手のように地方から中央に移籍した騎手は地方だけの成績、中央だけの成績だけではその騎手の全貌を表すことはできない。

藤井勘一郎騎手はいわば外国からの輸入騎手であり、近年では外国に武者修行に行く騎手も珍しくはない。

現在の所属に限らず騎手の勝利数はそのすべてを記録する必要があると思われる。




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