凱旋門賞の馬券がJRAから発売される。

日本馬では長期遠征中のディアドラが参戦するが、今年は大本命で臨んだサウジのレースで惜敗したのちエクリプスステークスとナッソーステークスで敗退。

さすがに力が落ちたようで凱旋門賞ではあまり期待できないだろうというのが一般的な評価のようだ。

本来ならアーモンドアイやサートゥルナーリアといった世界ランキング上位の馬が遠征しただろうが、今年はコロナウイルスのためそれが不可能になってしまった。

このため今年は日本では凱旋門賞はそれほど注目されていないようだ。

ディアドラにしても相手の強い凱旋門賞ではなくて牝馬限定のG1のオペラ賞(2000メートル)に向かった方がチャンスは大きいのではないかと思われる。

しかしオーナーとしては凱旋門賞に挑戦する機会はめったにないだろうから、凱旋門賞に出したいという気持ちが強いことも理解できる。

それにディアドラが出走しなかったら凱旋門賞の馬券を日本で発売できない。そうなってしまったら大変なことだ。

それは日本のファンにとってということだけではなく、フランスの主催者であるフランスギャロにとっても困ったことになる。

というのもJRAからフランスギャロに流れる馬券の売り上げがかなり高額で、フランスギャロにとって無視できないものだからだ。

それだけにJRAでも凱旋門賞の人気を高めるためにその宣伝に努めており、グリーンチャンネルでは9月30日に参考レースビデオの放映、10月2日にレース検討、当日にはレースを生中継する。

武豊騎手がジャパンに騎乗するのも日本のファンの興味を持たせようという方針の一つかもしれないのだ。



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