「ラッタッタ」で始まるJRAのテレビのコマーシャルフィルムはご存知の通りだ。何年目になるのか、なんと最初から振り返ったヴァージョンを放映しているではないか。

JRAとしてもある程度評価しているコマーシャルのようだ。

しかしあのコマーシャルを見て思うのは、あの若さの競馬ファンが何年も競馬に接していれば競馬の知識は大変な深さのものとなり今や大変なベテランになるはずだということだ。

いまだに初心者のようなコマーシャルを演じているのはどうかということだ。まあコマーシャルの中身についてあれこれ言うのはおかしな話だが。

公営競技のコマーシャルの目的は何だろうか。

一つは新しいファンを勧誘することだろう。その競技を基礎から紹介する。「ラッタッタ」はまさに初心者を対象にしたものだ。この種のコマーシャルはその競技の人気が高くない時に作られると聞いたことがある。

このようなコマーシャルは競馬ファンではない一般の視聴者が対象だから、テレビの一般のコマーシャルと同じように流される。

ダービーや有馬記念などのG1レースの告知も、競馬ファン以外の一般の人が対象だから同様だ。競馬ファンなら告知コマーシャルがなくても馬券を買うのだから対象ではないという事である。

初心者向けでないコマーシャルもある。これは競馬ファンを繋ぎ留めておくことが目標だろう。

「夢の第11レース」などはこちらだ。これは現在の競馬ファン向けのものだから主に競馬番組の中で流される。

ところで地上波のテレビを見ていてしばしば目にするのが競艇のコマーシャルフィルムだ。しかしこれがよくわからない内容なのだ。

一般の視聴者はあれが競艇のCFとはすぐは分からないのではないだろうか。それに競艇とはどんな競技であるかを伝えるものでもない。

だから初心者向けでないことは確かだ。もともとの競艇ファンに向けてのものだろうか。



沢田準【競馬を楽しく】
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