この1週間、中央と地方でダートの重賞が組まれていた。中京の東海ステークスと東京の根岸ステークス、そして川崎の川崎記念である。

東海ステークスはG2、根岸ステークスはG3、川崎記念はJpn1である。

東海ステークスは距離は1800メートル、根岸ステークスは1400メートルだから、いずれも1着馬にはフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられるがこの両競走は距離的に競合はしないから出走馬が重なることはない。

一方川崎記念は2100メートルだから東海ステークスと出走馬が競合する。

川崎記念はG1級だが中央のグレードと地方での地方交流レースのグレードは賞金的には1クラスのずれがある。

地方交流のG1級は中央のG2並みという事だ。川崎記念の1着賞金の6000万円に対し東海ステークスは5500万円。

ただし着賞金は中央の方が南関東より比率が高く、総賞金は川崎記念の1億200万円に対し東海ステークスは1億480万円とほぼ同額だ。

このため中央の馬はオメガパフューム、ダノンファラオ、ロードブレスが川崎記念、インティ、ハヤヤッコ、アナザートゥルースがトウカイステークスと別れてしまった。

そのためではないにしても川崎記念は船橋のカジノフォンテンに、東海ステークスは重賞未勝利のオーヴェルニュに勝たれてしまった。

カジノフォンテンは東京大賞典でオメガパフュームに接戦しているしオーヴェルニュは2番人気だったから人気薄に勝たれてしまったというわけではない。

しかし中央だけの番組だったら距離の近いG2を短期間で行うという編成は行わない。

しかし中央と南関東と主催者が分かれているためにこのような番組となってしまったわけである。

東海ステークスは2000年から2012年までは5月に行われていたため川崎記念との競合はなかった。しかし2013年からは現在の時期となったため競合することとなったということだ。




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