今回は私の馬券について書いてみよう。

私の買う馬券は単勝1点買いだけだ。8枠連複時代から変わらない。だから馬番連複、馬番連単、3連複、3連単、ワイドと馬券の種類は増えても私の馬券の買い方は全く変わらないのである。

なぜ連複を買わなかったのか。1着馬もわからないのに2着馬までわかるはずはない。そのように競馬仲間には説明してきた。

実際のところは馬券の検討が非常にシンプルというのがメリットといえようか。何しろ勝ちそうな馬を見つければよいのだ。

連勝買いだと何点を買うか、抑えはどれか、厚め薄めなど軸馬を見つけるだけではなく、いろいろと考えなければならないようで大変なようだが、単勝1点買いなら単純だ。

もちろんある程度の配当を期待するから印が集まっている馬を買うわけではない。そのような馬は本命になり買う確率は高そうだが配当は低い。

それに本命馬といっても実にしばしば敗退するのだ。大負けすることはあまりないとはいえ単勝の場合2着3着ではだめだ。

連勝の場合、特に3連系では2着3着で十分だが単勝は違う。連軸と紹介される馬と単勝を買う馬とは予想する上では異なるのである。

それでは単勝を買う馬はどのように狙うのか。もちろん過去の、特に最近の成績が良い馬であることは当然である。

時に近走が2桁の着順が続く馬が1着となり高配当で解説者が説明に苦慮することがあるが、このようなレースはあきらめる他はない。

そのような馬を狙っていてはお金がいくらあってもたまらない。基本的にに成績が悪すぎる馬は考慮の対象外だ。当然のことである。

かといって大本命はもちろん買わない。大本命でも負けるかもしれないというリスクと配当の安さが折り合わないのである。

しかしどう考えても低配当の本命馬が勝ちそうなレースも多い。その場合は馬券を買わない。いわゆるケン(見)だ。

その場合でも大本命が負けることもあるが、そのようなときは勝った馬はやはり買いようがなかったという事だ。

単勝を買う馬はもちろん近走の成績だけではない。前走は負けたがそれ以前には好走していた、かつての実力馬が休み明けを叩いて上昇気配。展開が向きそうだ。馬場がよさそうだ。

これらの組み合わせのこともある。どれも馬券を買うファンが考えていることである。

ちょっと面白い馬がいた。先日の東京4日目の最終第12レースだ。2勝クラスの平場ダート1300メートル。

12番のボンボンショコラ。マル地で地方戻りの前走は1秒遅れの9着に敗れている。

最近のマル地馬はほとんどが中央未勝利で地方の小競馬場に流れ、2勝して中央再登録という馬がほとんどだ。

このような馬は再登録後も人気がなく成績もわるい。ボンボンショコラも同じような馬に始めは見えた。

ところが成績を調べると2歳の秋の東京で新馬を勝ち1勝クラスの特別で5着。その後南関へ移籍して浦和で重賞のユングフラウ賞と桜花賞で5着。

水沢で留守杯日高賞で重賞制覇。大井の優駿スプリントは大敗したが続く浦和のB2下特別を勝って中央に戻っている。

なかなかの成績ではないか。逃げ先行馬でこのレースは先行馬が少ない。新聞にはこの馬が主導権を握るかと書かれている。

4か月ぶりでもちろん人気はない。平均ペースで逃げゴール前は2頭に迫られたがクビクビで逃げ切り。単勝2140円。たまにはこんなこともある。





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