◆ニシノオイカゼ6代血統表
ニシノオイカゼ6代血統表

◆ニシノオイカゼ9代クロス解析表
ニシノオイカゼ9代クロス解析表

◆ニシノオイカゼ7代血統表
ニシノオイカゼ7代血統表




◆解説

・5代血統表でのクロスが ノーザンダンサー3本継続が目立つ程度
・できれば その直仔へとクロスが前進して欲しいが そうでなくても走る馬は多くいる
・ポイントは9代クロス解析表
・これを俯瞰すれば 多彩で良質な血脈が万遍なくクロスされていることが分かる
Ribot
Djebel
Princequillo
War Admiral

以上は凱旋門賞馬 Alleged の主要クロスを継続

Hail to Reason
Menow=Lithe
Tudor Minstrel
Swaps
Blue Larkspur
Boldnesian

・そのような質的クロスに加え 量的にも 9世代目に「171」の数量を得て活力がある
・継続クロス度数を示すT値も5.12と標準
・異系の血脈は母系に潜む Lalun 3本継続クロス
・牝祖コランディアはフランスの名門で 天皇賞馬ベルワイドらが出た
・5代血統表の中に見られる血脈で次の馬たちが魅力的
Nijinsky
Fairy King(=Sadlers Wells)
Alleged
Mill Reef
Woodman
Halo→サンデーサイレンス

これらを内包するならば 仮に重賞クラスの活躍をしたらマンハッタンカフェ系の後継種牡馬としても妙味はあるので 今後の軌跡に注目したい

・7代血統表を俯瞰してもそれなりの注目点が発見できる
たとえば Royal Sattute 6×7とか Prince John 7×6とか
あるいは父ヒルノダムールの母系の Nijinsky と The Minstrel の疑似クロス
ヒルノダムール自身の Cosmah クロス

母ニシノミナミカゼの母シトラスブリーズの Never Bend 3×4とか
この Djebel ラインの継続もミソだ

・ニシノオイカゼは Ribot(≒Prince Chevalier )と Djebel-Tourbillon の欧州血脈の継続
加えて Northern Dancer 3本 Hail to Reason 3本の米国血脈の取り込み
すなわち 欧米血脈の混淆

さらに 9代クロス解析表における後半世代(9代)に量を集めた「加速度型配合パターン」などが主たる配合のポイントと言えるだろう


2021.02.11
青木義明

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2021/2/7(日)

■ニシノオイカゼ
 東京6R 3歳新馬(13人気、1着)
 
 https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105010406


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ニシノオイカゼ 差し返す根性

勝浦騎手
「ゲート試験を受けた時に、スタートは速いと思っていました。この条件は正直、半信半疑ではありましたが、結果的にスローで自分のリズムで走れたのがよかったです。それでも最後は差し返す根性を見せて、上りもまとめて走れていますからね」
週刊競馬ブック

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7日東京の新馬戦(芝1600メートル)を逃げ切ったニシノオイカゼ(美・武市、牡)はスプリングS(3月21日、中山、GII、芝1800メートル)を予定。除外なら同20日中山の1勝クラス(芝1600メートル)へ。

サンスポ
02.11