26に日に行われるドバイワールドカップデーには日本からなんと22頭が出走することが決まった。

ドバイのワールドカップデーはレース数が増えたことで日本からの出走馬の数は増加してきている。

21年は12頭、19年は9頭、18年は14頭、17年は10頭、16年は9頭、15年は7頭といった具合だ。

それにしても22頭というのは驚くべき頭数だ。

ドバイワールドカップが初めて行われたのは1996年で早くも日本からライブリマウントが参戦し6着だった。

その後も99年と2003年、05年以外は毎年参戦している。そして2001年にはステイゴールドがG2のドバイシーマクラシックを勝った。

そして11年のヴィクトワールピサのドバイワールドカップ勝利につながる。

その後日本馬がドバイの各レースを勝つことは珍しいことではなくなった。そして2月のサウジでの日本馬の大活躍だ。

そこでのドバイでの日本馬の大攻勢である。日本のファンはどれだけ勝てるのかと期待してしまうだろう。

しかし今年の日本馬のレベルはどうだろうか。ワールドホースランキング日本1位のコントレイルは引退しエフフォーリアは出ない。

グローリーヴェイズは香港ヴァーズを2度勝っているが日本ではG1を勝っていない。

オーソリティはジャパンカップ2着はあるがG1は未勝利だ。ディープボンドは出走しない。

グランアレグリアとクロノジェネシスの強力牝馬は引退した。

このように見ていくと今年の日本馬はシャフリヤールとシュネルマイスターを先頭に戦うようだ。しかしこの陣営で十分だろうか。

ドバイで勝ってきた日本馬といえばハーツクライ、アドマイヤムーン、ヴィクトワールピサ、ジャスタウェイ、ジェントルドンナ、アーモンドアイと日本の超一流馬である。

チュウワウィザードはライフイズグッドにはとても勝てそうにはない。

今年は日本馬はかなり苦戦するとしてもおかしくはないと思われる。逆にこのメンバーでかなりの好成績を上げたとしたらすごいことと思うが。



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